(東まさ子君)6億700万円も町税を投入する①
[平成26年第4回京丹波町議会]平成26年12月


[平成26年第4回京丹波町議会定例会(第4号)]
 平成26年12月22日(月)
 開 議 午 前 9 時 0 0 分

○議長(野口久之君) p54/82
 東君。

○11番(東まさ子君) p54/82
 私もお聞きしておきたいと思います。
私は、9月議会のときにも
税金投入を反対した経過があるんですが、
これまでの一連の町長の答弁について、
問題があるというふうに思っております。

それは、会社の営業は黒字であるけれども、
経営が苦しいということで、
税金を投入するということで、
投入すれば6億700万円の借入金が返済できて、
会社が楽になるというふうなことでありました。

それで、一つは、それより以前の町長の答弁に、
新しく「味夢の里」ができますので、
そういう味夢の里と丹波マーケスの関係を
聞いておられる議員さんに対する答弁があるんですが、

丹波マーケスよりも味夢の里のほうが
集客力があるとするならば、
丹波マーケスが10億円としたら、 p55/82
1億円で売ってでも
新しくできた集客力の高いほうへ行くのが、
それがお客さん本位やということで、
9億円損をしても
そっちへ行くべきや
というて言うておられるんですけれども、

今回6億700万円も町税を投入する
ということが議決されたわけでありますが、
最終的にした場合、
税金投入したわけでありますので、

残っておられるテナントさんの、
何て言うか、
元気に頑張ってもらうために、
どういう、こういうことがあってはならないので、
きっちり残って地域のために、
また町民のために頑張っていただく
というのが本来の姿でありますので、

こういう答弁がどういうふうなことから
生まれたのかなという点について
お聞きをしておきたいと思います。

それと、
6億700万円というのは、
税金投入というのは、
これ以上このまま6億700万円
を税金投入しないままに置いておくと、
有利な負債を、
有利な借入金を借って返済をしなくてはいけないので、
そうすれば大変負担が大きくなるということで、
今回投入をしたということでありますけれども、

そうすると、
税金投入を前提にして、
これまで経営をしてこられたのかな
というふうに受け取れますわね。

借金返済の1年目から、
返済いうのは不可能な計画で
繰り延べ繰り延べしてきているのであるので、
そういう状況を役員さんなり
株主の大株主の丹波町も京丹波町も、
そういう状況を見過ごしてきたということは、

最終的には税金投入で解決をしてしまおうというふうな、
そういう思いがあったのではないかということを、
お聞きをしておきたいと思います。

○議長(野口久之君)
 寺尾町長。

○町長(寺尾豊爾君)
 私は、その後もいろいろな場面で
その例を出しています。
事業者がお客さんの集まらはるほうに
移動するのが本来だという意味で、
丹波マーケスから
全部味夢の里へ行けという意味ではなしに、
そういう話
常にします。
今もそう思っています。

二つ目の無利子債から有利子債に
乗りかえるタイミングを
はかって提案させてもらったということ、事実です。

そうすると、
最初からそういうことを想定しとったんか
ということですけれど、
そういうことを最初から、
私が想定しとったんじゃなしに、

何回も言うてるように、
当時の行政が会社に8億5,000万円で
土地を売却なさってると。

そのことは、議会も賛成されているということで、
町民の皆さんが、
そういう思いで
そういうことで
事業を立ち上げということだったんだろうな
というふうに私は思ってました。

したがって、行政、大株主さんが、
抜けていかはるという過程で、
これはやっぱり売り主である
行政に土地を買い戻してもらわんと
資金計画は成り立たんということを、
ずっと平気で
丹波地域開発の株式会社の
取締役会で発言してました。

そのことを、
町長就任してからも、
元の代表取締役会長である元町長である人と、 p56/82
できたら連名でこういう要望を行政に出したい
というようなご相談もしたんですが、

当時社長である寺尾ですね、
寺尾が町長にならはってんやで、
あんたに任せとくさかい頼むわ
というような話で、
いつこういう提案をするか
というふうに思案をしとったんですが、

話で有利子債に乗りかえていく
ということがわかったもんで、
これは猶予ならんということで提案させてもらったと、
これ何回も言うてることなんですけど、
再度答弁しておきます。
以上です。
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