2013年01月

[京都高校新人 バスケット 総評]昭和37年度(1962)2月-3/3

[京都高校新人 バスケット 総評]昭和37年度(1962)2月-3/3

京都新聞:昭和37年(1962)3月?

《高校新人 バスケット 総評》

京都新聞社後援、
第九回京都高校新人バスケットボール大会は、
男子が山城、
女子は西京が優勝して幕をとじた。

予選リーグでは百校を越す参加校があり、
分厚い底辺になってきた。

それに昨年にくらべるとレベルも上がった。
だがまだ甘いプレーが多い。
夏の全国選手権までに、
どういう練習をしたらよいか―。
気づいた点を取りあげてみよう。

男子は山城と紫野が安定した力をもっていた。
山城の優勝は基本プレーを忠実に守っていたからだ。
長身者は山本しかいなかったが、
森、山下らの小柄な選手がよく走っていた。
十人以上をフルに使って、
最後までスピードをゆるめなかったが、
新しいバスケットは“スピードが生命”であり、
山城のとったチーム作りが本当の行きかただろう。

しかし高校チームはせいぜい七、八人しかいないので、
こうしたチーム作りは無理かもしれない。
そこで新しく入学する部員をきたえあげるのが
最上の方法になってくる。

南波副理事長は
「五人で試合をするという観念をすてて、
 最小限でも八人まで使えねば……」といっている。

紫野は木村がハッとするような好プレーをみせて、
環、鴨井をよく動かしていた。
だが木村をのぞいては、動きが甘い。
目がきたえられていないので、
一つの動きにしかついていけない。

守りにしても漫然と相手についていくだけなので、
いざボールをとっても反撃のきっかけがおそくなる。

山城に敗れたのはこのためだ。
紫野には器用に走らず、
正確にプレーすることをのぞみたい。
きめ手になる攻めかたを三つはほしい。

この二校とはやや差があるが
京商、朱雀、東山、平安が成長してきた。

「いい傾向だと思う。
 山城、紫野にはまだ勝てないが、
 練習方法によってはもっと強くなれる。
 それには選手の努力も必要だが、
 コーチも勉強してほしい」と
 細川技術委員長はいっている。

ベスト8にはいった福知山をはじめ
郡部勢にも同じことがいえる。
前に前にとボールをだすこと―
これが基本だが、
そのためには走ることがもっとも大切だ。
実のある練習をしてほしい。

女子は西京、平安、山城、光華がベスト4にはいったが、
紫野、京女も互角に戦える力をもつ。

だが共通の欠点はスピードがないことだ。
速攻ができるだけの練習をつんでいない。
ボールをとったあと、
タイミングのずれがありすぎる。
一回ドリブルをつくから、
相手に早く走られて守りを固められてしまう。
平安、光華にその欠点が目だった。

西京も青木―金井のコンビが
うまくペースをとっていたが、
力強さに欠けている。
チームそのものに迫力がない。
もっと鋭さがほしい。

山城もうまさは感じられるが
相手を圧倒するだけの力に欠ける。

京女は江守ががんばっていたが、
江守がマークされると動きが全然とまる。
江守の使いかた、
江守がいなくても得点できるプレーを研究しないと、
いつまでたっても強くはなれない。

紫野は魅力のあるチームだが荒すぎる。
しかし一年生中心であれだけやったのは上出来。
女子は数年前に鴨沂、山城、京女が
せりあっていたときと似ている。
いまは当時よりも力が同じチームが多くなっているので、
もっと期待がもてる。

五月に韓国が来日するが、
これに出場するメンバーの参考資料として、
今大会の優秀選手をえらんだが、
それだけの理由だけでなく
この企画はいいアイデアだ。
機会があればこれらの選手を集めて
合同練習をするのも
レベルアップになるのではないか。

オリンピック審判員として
南波道雄氏をはじめ
京都には四氏もいることでもあり、
審判技術向上を兼ねて
いいチャンスだと思う。
(木村)

【大会優秀選手】
▽男子
 森、山本、原田、山下、嵐(以上 山城
 木村、人羅、環、鴨井(以上 紫野
 西村(朱雀
 篠原(京商
 新地(平安
 児島(同志社
 榎並(鴨沂
 福井(東山
 水間(福知山
 佐々木(東舞鶴
 高木(洛東

▽女子
 青木、金井、山矢(以上 西京
 徳永、横田、花村(以上 平安
 木田、山崎、大橋(以上 山城
 田中、垂水、山本(以上 光華) ※いずれも、旭丘中学
 中西、乾(以上 紫野
 倉橋(嵯峨野
 江守(京女
 加納(洛東
 白波瀬(綾部
[京都高校新人 バスケット 総評]

[京三中・山城高校]
[バスケットボール部]
https://sites.google.com/site/yamashiroobog/
《山城高を韓国へ》
[韓国遠征]
そう、日本を代表して韓国に行ったんですね、
どんな感じだったのでしょう。
当時の京都新聞を見てみましょう。
●韓国遠征を知らされた時は驚いた、
 はたして我々はそんなに強いのかと疑った。
 今までの伝統が日本代表の栄誉をもたらしたと先輩達がおっしゃる、
 真にその通り。
 昭和37年7月
https://sites.google.com/site/yamashiroobog/Home/kankoku

[京都高校新人 バスケットボール]昭和37年度(1962)2月-2/3

[京都高校新人 バスケットボール]昭和37年度(1962)2月-2/3

京都新聞:昭和37年(1962)2月26日

《山城(男子) 西京(女子)に栄冠》
『高校新人バスケット大会』

京都新聞社後援、
第九回京都高校バスケットボール新人大会
決勝トーナメント最終日は、
二十五日午前九時から日吉丘高で男女決勝まで行った。

男子は山城が鋭いプレーで紫野を破り、
第六回以来三度目の優勝をとげた。

女子は西京が前半の得点を守って逃げ切り
第四回以来二度目の栄冠を獲得した。

【男子】
▽七位決定戦
 同志社 47(28-19)42 平安
       (19-23)

▽準決勝
 紫野  56(25-24)47 京商
       (31-23)

 山城  58(25-18)37 朱雀
       (33-19)

▽決勝
 山城  65(32-22)52 紫野
       (33-30)

【山城】 得  野  自  反
森   12  6  0  3
中村   3  0  3  3
山下  12  5  2  2
荒木   0  0  0  3
小梶   0  0  0  0
柴田  16  8  0  3
原田   6  3  0  1
山本   9  4  1  5
並川   2  2  0  0
大橋   5  1  3  0
今西   0  0  0  1
楠本   0  0  0  0
 計  65 29  9 21
        ?  ?

【紫野】 得  野  自  反
木村  13  5  3  3
人羅   8  2  4  2
環   14  5  4  4
鴨井   7  2  3  4
藤田   0  0  0  0
坂下  10  4  2  3
山田   0  0  0  0
 計  52 18 16 16

【評】
山城はさすがによく基本技がつめている。
個人技では紫野がまさっていたが、
山城は全員がそれぞれのポジションを完全につとめ、
これがチームのスピードにつながった。
森、山下らが確実なミドルをきめ、
動きのとまったところを
山本がポストから攻めて得点した。

紫野は木村、人羅が軸になって、
ときたまいいプレーで山城の裏をかいていたが、
スピードに押され決め手となる攻撃がなかった。
まだまだ甘い。

【女子】
▽五位決定戦
 紫野 39(23-13)28 嵯峨野
      (16-15)

▽準決勝
 西京 46(24-16)40 光華
      (22-24)

 平安 39(12-12)32 山城
      (27-20)

▽決勝
 西京 48(21-14)44 平安
      (27-30)

【西京】 得  野  自  反
青木  12  6  0  3
栄田   5  1  3  1
金井  15  6  3  3
笹本   0  0  0  0
藤住   4  2  0  1
山矢   6  2  2  4
奥村   6  3  0  4
国松   0  0  0  0
 計  48 20  8 16

【平安】 得  野  自  反
徳永   8  3  2  2
花村   6  2  2  4
中野   6  3  0  2
横田   2  1  0  3
三浦  22 10  2  4
梅棹   0  0  0  1
今井   0  0  0  0
 計  44 19  6 16

【評】
西京は第二クォーターで激しい攻撃をかけた。
平安はこの時小さく守りをかためたが、
後ろにさがり気味なので
西京に8点差をつけられた。

平安も 27-14 と一時は大きく開かれたが、
花村、徳永がいいパスを送って
三浦を生かした。
3点差まで追いつめて
逆転できるチャンスもあったが、
つまらない反則で逃がした。
西京が外側からきめられる選手を
もっていたのに対し、
平安はゴール下にはいらねば
得点ができなかった。
この差が試合をわけた。
(木村)
2-3[京都高校新人 バスケットボール]昭和37年度(1962)2月-

[京三中・山城高校]
[バスケットボール部]
https://sites.google.com/site/yamashiroobog/
【昭和37年度】
●国体優勝、翌日の京都新聞スポーツ欄に
  前ページの写真と共に大きく載る!
http://www.eonet.ne.jp/~yamashiro-bb/S37.html

[京都高校新人 バスケットボール]昭和37年度(1962)2月-1/3

[京都高校新人 バスケットボール]昭和37年度(1962)2月-1/3

京都新聞:昭和37年(1962)2月

『府高校 新人バスケット』

《連勝ねらう紫野 男子》
《女子は実力伯仲》

京都新聞社後援、
第九回京都高校新人バスケットボール大会は
十八日(伏見)
二十四日(山城、紫野、日吉丘)
二十六日(日吉丘)に行われる。

男子は紫野が二連勝をねらっており、
女子は西京をトップに光華、京女、山城の争いだ。

なお男子は七校、女子は五校が近畿大会へ出場できる。

<男子>
紫野は木村、人羅を中心によくまとまっている。
木村が鋭く動いて環、鴨下の長身選手を生かしている。
ディフェンスも激しく動いて、
反撃へうつるタイミングもよい。
守りにくらべると攻撃が甘いが、
それでもフォローが強いので楽に試合が進められる。

山城がこれにつづくが紫野にくらべるとシンがない。
一試合に十人をつぎこんで速いペースで進めていくが、
山本、田口といった大柄な選手の動きがにぶいのが難。
森のリードでどう速攻をだしていくか注目される。

東山、鴨沂はともに調子にのるとこわいが、
相手にペースをとられるともろい。
東山は福住のシュート力がたよりだが守りが弱い。

鴨沂も榎並、斎藤でまとまっているが攻撃が単調。

平安、鴨沂にも同じことがいえる。

予選リーグで山城を苦しめた平安が、
鴨沂とどれだけ戦うか見ものだ。

うるさいのは東舞鶴だろう。
昨年とメンバーが変わらず
激しいプレーができるようになった。
郡部では圧倒的な強さをみせている。
ドリブルでわってはいる鋭さを身につけており、
個人技では市内チームよりまさる。
二回戦に紫野とあたるが、
この試合がもっとも面白そうだ。

<女子>
西京、光華、山城、京女がトップグループ。
このうち西京が安定した力をもつ。
昨年の全日本高校に出場した
青木、栄田、金井が残っており、
力強いプレーをみせる。

光華も西京におとらないスケールをほこる。
田中、垂水、山本と長身選手をそろえ、
ゴール下の動きもいい。
しかし西京がまじめに動くのに対し、
光華はスキがある。
準決勝で両校があたるが、
この差が勝敗をわけそうだ。

山城はオールコートプレス
できるだけの体力があり、
ボールに対するねばりもしつようだ。
速いペースでの試合は強いが、
じっくりねばられると
動きがとまってしまう。
それに木田、大橋につづく
二線級に差があるのが欠点。

京女はシャープな江守が軸になっているが、
江守のスピードについていけず、
チームにバランスを欠く。
江守をうまく生かすことができればいいが、
逆に江守がマークされ
5反則で退場ということになると、
力が大きく落ちてしまう。

このほかでは
紫野が乾、中西の長身選手をもちよく走る。

平安も三浦、横田でかためフォローは強い。
しかしともに守りがまずく、
攻撃に変化がない。

紫野、平安のどちらかが
京女を倒せば混戦となってくる。
(木村)
[京都高校新人 バスケットボール]昭和37年度(1962)2月

[夏季大会 深草中学校(敗) 対 上京中学校(勝)]昭和36年(1961)8月

[夏季大会 深草中学校(敗) 対 上京中学校(勝)]
 昭和36年(1961)8月
 西院中学校 体育館
196108-1
ジャンプシュート 小野一雄(背番号6)深草中三年
         ジャンプ力 104cm(当時)
                 0cm(現在)
デフェンス    岩本喜一(背番号5)上京中三年
レフリー     迫田雅夫先生(西院中学校 教諭)

196108-2
デフェンス    小野一雄(背番号6)
ボールを保持   宮崎(上京中→紫野高校)
ボールを貰いに  岩本喜一(背番号5)
レフリー     迫田雅夫先生(西院中学校 教諭)

196108-3
中央のデフェンス 小野一雄
左のデフェンス  駒井貞夫(背番号12)

4[夏季大会 深草中学校(敗) 対 上京中学校(勝)]

[深草中学校バスケットボール部 男子]昭和36年度(1961)成績
 新人戦  一位 昭和36年(1961)2月
      二位 附属京都
 春季大会 二位 昭和36年(1961)5月 ※要確認
      一位 
 夏季大会 四位 昭和36年(1961)8月
      一位 旭丘中学 二位 上京中学 三位 嘉楽中学
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

[日韓親善高校バスケット 第四戦 女子 進明―京都選抜]昭和38年7月2日

[日韓親善高校バスケット 第四戦 女子 進明―京都選抜]
 昭和38年(1963)7月2日(火)

京都新聞:昭和38年(1963)7月3日(水)

『京都、男女とも敗退』
『日韓親善高校バスケット』

京都新聞社後援の
日韓親善高校バスケットボール
第四戦は、
二日午後五時から京都市立体育館で
男子 光新商―紫野、
女子 進明―京都選抜の二試合が行われた。

第一試合の進明―京都選抜チームは
進明がすばらしいスピードで京都を圧倒、
前半 22―10 とリード、
後半も鋭い攻撃をみせ、
結局 47―21 で快勝した。
―略―
この結果、
韓国チームの対戦成績は
女子3勝1敗。
男子は四連勝した。

▽女子
 進明 47(22-10)21 京都女子高校選抜
      (25-11)
【京都】   得  野  自  反
木田(山城) 9  4  1  5
大村(山城) 2  1  0  4
東 (山城) 2  1  0  4
山矢(精華) 5  2  1  2
江守(京女) 0  0  0  3
谷田(山城) 0  0  0  2
中西(紫野) 1  0  1  3
永井(精華) 0  0  0  3  ※永井恵子(深草中学校)
八隅(精華) 0  0  0  2
藤井(山城) 2  1  0  2
乾 (紫野) 0  0  0  1
西村(紫野) 0  0  0  0
 計    21  9  3 31

【進明】   得  野  自  反
 千     4  2  0  3
 蔡    10  4  2  2
李 京    8  2  4  4
李 賢   16  6  4  2
 朴     0  0  0  2
李 貞    9  3  3  1
 計    47 17 13 14

【評】
女子の進明は確実なシュートと
堅いゾーン・ディフェンスで完勝した。
京都選抜は、無理な攻撃のくり返しが目立ち、
それが敗戦の要因だった。
―略―
(中野)
1[日韓親善高校バスケット 第四戦 女子 進明―京都選抜]
No.1
2[日韓親善高校バスケット 第四戦 女子 進明―京都選抜]
No.2
3[日韓親善高校バスケット 第四戦 女子 進明―京都選抜]
No.3
4[日韓親善高校バスケット 第四戦 女子 進明―京都選抜]
No.4 永井恵子(精華)ボール保持
5[日韓親善高校バスケット 第四戦 女子 進明―京都選抜]
No.5 永井恵子(精華)シュート
6[日韓親善高校バスケット 第四戦 女子 進明―京都選抜]
No.6 永井恵子(精華)ドリブル
7[日韓親善高校バスケット 第四戦 女子 進明―京都選抜]
No.7 永井恵子(精華)シュート
8[日韓親善高校バスケット 第四戦 女子 進明―京都選抜]
No.8

[日韓親善高校バスケット 第四戦 京都大会] 昭和38年7月2日(火)2/2

[日韓親善高校バスケット 第四戦 京都大会]
 昭和38年(1963)7月2日(火)2/2

京都新聞:昭和38年(1963)7月3日(水)

『京都、男女とも敗退』
『日韓親善高校バスケット』

京都新聞社後援の
日韓親善高校バスケットボール
第四戦は、
二日午後五時から京都市立体育館
男子 光新商―紫野、
女子 進明―京都選抜の二試合が行われた。

第一試合の進明―京都選抜チームは
進明がすばらしいスピードで京都を圧倒、
前半 22―10 とリード、
後半も鋭い攻撃をみせ、
結局 47―21 で快勝した。

男子は前半リードされた紫野が後半、
はげしく追いこんだが、
タイム・アップ寸前
エース坂下が反則で退場、
逆転機を逃して惜敗した。

この結果、
韓国チームの対戦成績は
女子3勝1敗。
男子は四連勝した。

▽女子
 進明 47(22-10)21 京都女子高校選抜
      (25-11)

【京都】   得 野 自  反
木田(山城) 9 4 1  5
大村(山城) 2 1 0  4
東 (山城) 2 1 0  4
山矢(精華) 5 2 1  2
江守京女) 0 0 0  3
谷田(山城) 0 0 0  2
中西(紫野) 1 0 1  3
永井(精華) 0 0 0  3  ※永井恵子(深草中学校)
八隅(精華) 0 0 0  2
藤井(山城) 2 1 0  2
乾 (紫野) 0 0 0  1
西村(紫野) 0 0 0  0
 計    21 9 3 31

【進明】   得  野  自  反
 千     4  2  0  3
 蔡    10  4  2  2
李 京    8  2  4  4
李 賢   16  6  4  2
 朴     0  0  0  2
李 貞    9  3  3  1
 計    47 17 13 14

▽男子
 光新商 75(43-32)71 紫野
       (32-39)

紫野】 得  野  自  反
鴨井  12  5  2  4
環   16  8  0  3
坂下  23 10  3  5
山田  12  6  0  1
宮崎   8  3  2  4  ※(上京中学)
藤田   0  0  0  0
山岸   0  0  0  0  ※(旭丘中学)
 計  71 32  7 17

【光新】 得  野  自  反
金 栄 20  9  2  2
金 鐘  6  3  0  4
 朴  10  5  0  3
金 正 16  6  4  4
 李  19  9  1  1
 申   4  2  0  1
金 琦  0  0  0  0
金 元  0  0  0  0
 計  75 34  7 15

【評】
女子の進明は確実なシュートと
堅いゾーン・ディフェンスで完勝した。
京都選抜は、無理な攻撃のくり返しが目立ち、
それが敗戦の要因だった。

男子は紫野が後半16分、
山田がミドルをきめて同点に追いついたが、
ここでエース坂下がファール6で退場。 ※ファール6→5.
結局これが大きく響いて光新にふり切られた。

光新のカット・イン・プレーと
ゾーン・ディフェンスは
大いに見習うべきところがあった。(中野)
1昭和38年(1963)7月2日(火)2
2昭和38年(1963)7月2日(火)2
右端:レフリー[南波道雄先生

[日韓親善高校バスケット 第四戦 京都大会] 昭和38年7月2日(火)1/2

[日韓親善高校バスケット 第四戦 京都大会]
 昭和38年(1963)7月2日(火)1/2

京都新聞:昭和38年(1963)7月2日(火)

『同型、興味深い対戦』
―きょう日韓親善高校バスケット―

京都新聞社後援の日韓親善高校バスケットボール
第四戦京都大会は
光新高校(男子)
進明高校(女子)をむかえて
二日午後五時から京都市体育館で行われる。

この強敵を相手に
紫野高校(男子)
京都高校選抜軍(女子)が
どのような戦いを見せるだろうか。

男子の光新高校は、
五年計画できたえられた新鋭チームで
ことしの全韓国選手権で優勝した強豪。

主将の金選手は、
一八二センチのオールラウンドプレヤー、
その得点力はすばらしい。

紫野高の鴨井、環の長身者が
どこまで金選手をマークできるか。

紫野高は、日本高校界でトップレベル。
鴨井、環、坂下らの好選手をそろえている。

チームカラーのよく似た両校だから、
終始緊迫したクロスゲームが期待される。

女子の進明高は早い動き、
忠実なフォローをする好チーム。

京都選抜軍は、
山城高を中心にした選抜軍。

コンビネーションプレーに不安がある。
これも接戦となろう。(中野)

<日韓親善高校バスケットボール 第三戦>
(1日・大阪府立体育館)
【女子】
進明女 50(26- 9)22 八尾(大阪)
      (24-13)

【男子】
光新商 86(42―34)58 三国丘(大阪)
      (44―24)

対戦成績は進明女子が二勝一敗、
男子 光新商業は三連勝。

《きょうのスポーツ》
【野球】都市対抗近畿予選 (14時 姫路)
【大相撲】名古屋場所十日目(9時 金山体育館)
【バスケット】日韓高校親善 第四戦、
       光新高―紫野高、
       進明高―京都高校選抜軍
      (17時 京都市体育館)
【射撃】欧州派遣選手選考会 最終日(9時 小平)
・・・プロ野球・・・
⑬東映―阪急(19時 後楽園)
⑬南海―大毎(19時 大阪)
⑧近鉄―西鉄(19時 日生)
⑬国鉄―巨人(19時 東京)
⑭中日―広島(19時 中日)
⑪阪神―大洋(19時 甲子園)

<きょうのスポーツ放送>
【ラジオ】
NHK第一 大相撲 (16時10分)
▽朝日 国鉄―巨人 (19時)
▽ラジオ京都 大相撲(16時20分)
▽毎日 国鉄―巨人 (18時50分)
【テレビ】
NHK 朝日 読売 大相撲(15時30分)
▽読売 東映―阪急    (20時)
    プロ・ボクシング、
    高野勝臣―阿部忠夫、
    小張琳造―伊藤直彦(22時45分)
▽関西 阪神―大洋    (20時)
▽毎日 南海―大毎    (20時)
昭和38年(1963)7月2日(火)1-2

[三丘 OB 会幹事会議事録]
―略―
<思い出の戦績>
―略―
昭和38年 第16回インターハイ予選 優勝
      第16回インターハイ(三条)
          3回戦(三国丘 67-70 三条・新潟)
      日韓親善国際大会
          三国丘 52-86 光新商高・韓国 ※58-86?
―略―
http://www.3qbasket.net/kanji/g9.pdf

[全国高校総体バスケットボール 昭和40年度(1965) 京都代表]

[全国高校総体バスケットボール 昭和40年度(1965)京都代表]

京都新聞:昭和40年(1965)?月
◇・・・バスケット・・・◇
【男子】
▼東山 (現:東山高等学校
 ▽監督 高橋祝雄
 ▽選手 大石 合木 加納 田中 万沢
     徳永 白井 中島 久保 本田
     武田 清水 酒田
     ※深草中学:武田

▼日吉丘(現:京都市立 日吉ケ丘高等学校
 ▽監督 西村 明
 ▽選手 加賀 堀池 栗山 川村 宮島
     久保 大森 吉野 酒井 磯部
     小野 加藤 青山(京都新聞記載なし)
     ※深草中学:大森充久・
      小野雄二・加藤伸二・青山俊夫
【女子】
▼精華 (現:京都精華学園高等学校
 ▽監督 吉村正男 森悟
 ▽選手 豊田 田代 坂部 谷口 小林
     岡村 木村 寺坂 稲継 島川
     猪田 荒堀 森  中川 藤田 萩野
     ※深草中学:坂部清子・寺坂治子・島川葉子
▼東舞鶴(現:京都府立 東舞鶴高等学校
 ▽監督 南任鉄雄
 ▽選手 富樫 松田 石橋 市村 永井
     羽生 藤岡 大槻 瀬尾 長…
[全国高校総体バスケットボール 昭和40年度(1965)京都代表]
全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会は、
全国高等学校総合体育大会(通称インターハイ)の競技の一つ、
バスケットボールの夏の全国大会である。
また全国高等学校バスケットボール選手権大会を兼ねている。
―略―
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

[日韓高校バスケットボール京都大会]昭和40年(1965)

[日韓高校バスケットボール京都大会]昭和40年(1965)

京都新聞:昭和40年(1965)?月21日
男女とも韓国勝つ
高校バスケット 東山、精華 力及ばず

日韓高校バスケットボール京都大会(京都新聞社後援)は、
二十一日午後一時半から、
約三千五百の観衆でうずまった京都市体育館で行われた。

女子の崇義女―精華は、
精華が豊田、坂部、島川らの活躍で   ※下記
精華としてベストゲームを展開したが、
崇義は忠実な基本プレーで精華を圧倒した。

男子の漢栄―東山は、
前半フォローで対等にわたり合った東山が、
大石、加納、白井の大型トリオの活躍で前半をリード、
後半に希望をもたせたが、
エネルギッシュな漢栄の朱、尹の柔らかいプレーにかく乱されて、
後半1分 42-43 と逆点、
そのままズルズルと敗退した。

これで韓国チームの対戦成績は、
崇義女が5戦無敗、
漢栄は4勝1敗となった。

女子
崇義女 85(39-21)58 精華
      (46-37)
男子
漢栄  99(39-42)76 東山
      (60-34)
1高校バスケット 東山、精華
※精華が豊田、坂部、島川らの活躍で
現:京都精華学園高等学校

豊田   三年生 上京中学
坂部清子 三年生 深草中学
島川葉子 一年生 深草中学

《上京中学教諭 南波道雄》
[京三中・山城高校バスケットボール部]
私の思い出
★ 友 好 ・ 第14回国体優勝記念号・・・昭和34年4月10日発行
 ■1.忘れました・・・・・・山城高校校長 秋山羊一
 ■2.闘志と友愛・・・・・・山城高校副校長 長尾伴七
 ■3.バスケットボールをやった事を悔いないクラブであってほしい・・・・・
   上京中学教諭 南波道雄
http://www.eonet.ne.jp/~yamashiro-bb/omoide.html

[日韓親善女子バスケットボール]『韓国商業銀行』昭和36年2月

[日韓親善女子バスケットボール]『韓国商業銀行』昭和36年2月

第六戦 韓国商業銀行 64―39 安城学園短大
    昭和36年(1961)2月25日(土)
    安城学園

第七戦 韓国商業銀行 65―55 三菱電機
    七戦全勝
    昭和36年(1961)2月26日(日) 午後三時五十分
    名古屋市 金山体育館

第八戦 韓国商業銀行       日紡平野
    昭和36年(1961)2月28日(火)
    大阪中央体育館

新聞記事『日韓親善女子バスケットボール』
昭和36年(1961)2月26日(日)
1新聞記事『日韓親善女子バスケットボール』
新聞記事『日韓親善女子バスケットボール』
昭和36年(1961)2月27日(月)
2新聞記事『日韓親善女子バスケットボール』
『外交青書』からみる日韓文化交流の歩み
金恵媛  横山睦美
韓国との主な交流事例 p19
1961年(昭和36年)2月 韓国商業銀行バスケットボールチーム来日
1962年(昭和37年)6月 韓国高校バスケットボールチーム来日
http://www.l.yamaguchi-pu.ac.jp/archives/2008/graduateschool/02_kim.pdf

記事検索
カテゴリー
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

最新コメント
アーカイブ
  • ライブドアブログ