第五高等学校[龍南會雜誌]86-64-104
[熊本大学学術リポジトリ]
Title 雜報
Author(s)
Citation 龍南會雜誌, 86: 64-104
Issue date 1901-06-18
Type Departmental Bulletin Paper
URL http://hdl.handle.net/2298/5199
Right
http://reposit.lib.kumamoto-u.ac.jp/bitstream/2298/5199/1/086-011.pdf
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本學年最終の懇話會は
六月三日午後八時から ※明治34年(1901)6月3日
瑞邦舘で開かれた、
―略―
次は別府君の「偶感」、 ※別府賢吉
ジゴ聲張り揚げて
現社會の狀態を
痛憤したのはよかつたが
手足の活動が酔狂に類して居たのは
聽者の拍手を迎ゑたと同時に又た
其の笑を招いた。
―略―
次に出たのは
知名の松村和尚樣、 ※松村仙造
何か説敎でもなさるのかと
耳傾けて居たが、
幽靈の、
鬼の、
腕かぢりの、
脛かぢりので終つたには
少々閉口仕つた。
―略―
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