2020年08月

[京都府須知町民間飛行場設置ニ関スル件]海軍省軍務局 第三課長 大佐 高橋壽太郎:大正11年2月22日

[京都府須知町民間飛行場設置ニ関スル件]
海軍省軍務局 第三課長 大佐 高橋壽太郎:大正11年2月22日

  須知飛行場設置
C08050501700-1
〔画像〕C08050501700-1

                 軍令部 大正11年2月24日
 軍務局〔堀内〕  第三課 〔高橋〕
          第一課代〔藤田〕
                 一一.二.二二〔高橋〕
  京都府須知町民間飛行場設置ニ関スル件
米倉航空局第一課長紹介
別紙名剌持参ノ須知町長外二名ト應募ノ要領左ノ如シ
一、須知町ハ京都市ノ北西約十里ニアリテ
  舞鶴ニ通スル府道ト山陰道トノ分岐点ニアリ
  舞鶴マデ十里
  園部驛ヲ距ル北西十里半 (附図参照)
  町内ノ戸数 附近ノ村落ヲ合セ約六百ヲ算ス
  附近ニ廣袤一里四方@盆地アリテ
  其ノ東隅ニハ陸軍省指定ノ京都競馬場倶楽部ノ競馬場アリ
  十年度ニハ
C08050501700-2
〔画像〕C08050501700-2

  馬政局ヨリ補助一万五千円ノ下付ヲ受ケヨリ
  尚其他ニモ京都府経営ノ苗圃アリ
  昨年末 京都ノ飛行家 安井某 ※安井荘次郎
  須知町西方約半里ニ在ル臺地(小字名 院内・曽根)ノ
  荒蕪地等ヲ利用シテ
  民間飛行場ヲ設置シタシトノ希望アリ
  因テ町ハ約二十万坪ヲ地均シノ上
  無償ニテ之ニ提供スルコトトナリ
  目下工事中ナリ
  今般ハ其筋ノ援助ヲ仰ク爲上京
  航空局ニ出頭セルヽ  ※陸軍省航空局
  同局長官ヨリ海軍ニモ一應申入レ置リ
  候@アルベシトノ
  注意ヲ受ケタルニヨリ来省セル次第ニシテ
  御願ノ点ハ同飛行場ヲ民間ハ勿論
  陸海軍ノ御使用ニ供シ
  自然同飛行場存在ヲ
  宣傳スルノ機會ヲ得タシトノコトナリ
C08050501700-3
〔画像〕C08050501700-3

二、同飛行場ハ民間ニ於ケル最初ノ大面積ノモノナレハ
  之カ設置ノ動機等ニ就キ質問セル
  従来院内部落ハ約六十戸ヲ算スルモ
  附近ノ土地ハ磽确ニシテ耕地トシテノ價値無シキ爲
  近年部落民ノ轉出相續キ
  今ヤ三十戸内外トナレリ
  此勢@@@@@
  期@ナランニシテ部落全滅スヘシト観測サル
  因テ附近荒蕪ニ委シタル畑地等ヲ利用シテ
  飛行場設置ニ決シタルモノニシテ
  之ト経費ノ出所ニ就キ苦心中ナリ@@
三、右ニ対シ小官ハ大要 左ノ通答ヘ置ケリ
  海軍ハ目下 水上飛行機ヲ主用ニ居ルヲ以テ
  最近ニ須知飛行場ヲ利用スルノ機會之ナキモ
  一両年後ニハ航空母艦等ノ舞鶴軍港入泊ノ際
  其艦載ノ陸上飛行機ハ自然同飛行場ヲ利用スルコトトナリ
  海軍トシテハ
C08050501700-4
〔画像〕C08050501700-4

  大ナル便宜ヲ得ヘシト思ハル
  但シ右航空母艦等ハ
  常時舞鶴ニ碇泊シ在ルニモアラサレナ
  右飛行場利用ハ年ニ一二回ノ行事ニシテ
  頗ル短時日ト承知アリタリ
  従テ多大ノ希望ヲ海軍ニカケラレサル様改タリ
  然シ海軍トシテハ事情ノ許ス限リ
  須知飛行場ノ爲
  相当ノ援助ヲ致スコトト答@@サルヘシ
四、餘談ニ入リ帝國ニ於ケル民間航空発達ハ
  陸續ノ困難ヲ伻@ヲ以テ
  飛行場設置ニ関シテモ相当持久力ヲ必要トセルコト及
  漫リニ過大ナル希望ヲカケサル様ニ致サルヘシト
  告ケニシケリ

   飛行場選定ニ関シ航空局事務官山本海軍大尉
   踏査セルコトアリト云フ
C08050501700-5
〔画像〕C08050501700-5

 <名刺 四枚>
一 航空局事務官 陸軍歩兵大佐 米倉 長
  メモ:高橋大佐殿
     須知町長 岩崎君ヲ御紹介致シマス
     同氏ハ目下 須知町ニ飛行場建設ニ
     盡力中デス 是非御面会下サイ

一 船井郡須知町長 岩崎平造
一 渡邊常三郎 京都府船井郡須知町
一 立憲政友會京都支部幹事
  吉田九一郎 京都府船井郡須知町
    【現代船井郡人物史】大正5年
     [077] 〔吉田九一郎君〕p103
     前船井郡会副議長
     船井郡須知町字蒲生
C08050501700-6
〔画像〕C08050501700-6

 <名刺 四枚>
一 航空局事務官 陸軍歩兵大佐 米倉 長
  メモ:高橋大佐殿
     須知町長 岩崎君ヲ御紹介致シマス
     同氏ハ目下 須知町ニ飛行場建設ニ
     盡力中デス 是非御面会下サイ

一 船井郡須知町長 岩崎平造
一 渡邊常三郎 京都府船井郡須知町
一 立憲政友會京都支部幹事
  吉田九一郎 京都府船井郡須知町
C08050501700-7
〔画像〕C08050501700-7

   <京都府畧圖>
C08050501700-8
〔画像〕C08050501700-8
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レファレンスコード C08050501700
件名 須知飛行場設置
   防衛省防衛研究所 海軍省公文備考
   ⑩公文備考等 公文備考
   大正 大正11年
   大正11年 公文備考 巻62 航空8止
【 画像数 】8
組織歴 海軍省
『国立公文書館・アジア歴史資料センター』
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blog[小野一雄のルーツ]改訂版
〔画像拡大版〕[須知町安井航空研究所]
[開場記念写真帖]大正11年11月

blog[小野一雄のルーツ]改訂版
<愛国飛行場・大本教婦人会>《安井荘次郎》[丹波町誌]
「当須知町ハ、綾部・亀岡ニ接セズト雖モ其ノ中間ニアリ、
先ニ民間飛行場ノ開設セラレタル所ナリ。
大正一〇年、京都出身ノ民間飛行士
故安井荘次郎氏ノ選定要望ニヨリ、
荒地ヲ開キ無償貸与セシモノナリ、
航空研究所ノ開設、練習生ノ養成、宣伝飛行ニアタリ、
其間、八日市陸軍飛行隊ノ演習ニモ使用セラレタリ。
ソノ位置ハ須知町曽根、院内ニアリ、旧山陰道ニ沿ヒ、
三〇万坪の一大高原盆地ニシテ、
其中央ニ三万坪ヲ拓キ飛行場ニアテシモノナリ。
安井氏ハ先年、御大典記念飛行ニ参加シ、当町ヘ帰路、
機体ニ故障ヲ生ジ墜落横死ヲ遂ゲラレ、
飛行場ハ閉鎖サレテ今日ニイタレリ。
今回、愛国飛行場献納ノ美挙ヲ聞キ、
献納者ト協議ノ上、充分ニ御便宜ヲ計ルベク、
過去、現在ノ事情ヲ述ベテ、御高配ヲ願フモノナリ。
須知町長 田端長久郎
京都第一六師団長閣下」
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blog[小野一雄のルーツ]改訂版
2020年09月01日
[海軍省]軍務局・軍令部[陸軍省]航空局【職員録. 大正10年】
[京都府須知町民間飛行場設置]関連
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《牧田正知》入露容疑者ノ旅券回収ニ関スル件:大阪府知事《縣 忍》昭和7年12月3日

《牧田正知》入露容疑者ノ旅券回収ニ関スル件:
大阪府知事《縣 忍》昭和7年12月3日

通商局   昭和七年十二月七日 接受
 外旅第八七四號
  昭和七年十二月三日
      大阪府知事 縣 忍
 外務省通商局長殿
 各廰府縣長官殿
 (除北海道・台湾・朝鮮・関東庁・各廰)

  入露容疑者ノ旅券回収ニ関スル件
 本籍 大阪市南区北桃谷町二八二番地
 住所 大阪府北河内郡四條村大字北条一、八一八番地
      戸主 宗太郎 三男
         牧田正知
          大正元年十二月六日生
右者本年七月十一日付ヲ以テ
文學研究ノ爲メ英領諸港経由
欧州各國行(「ソ」聯邦ヲ除ク)外國旅券ヲ下付シタルガ、
本名ハ昭和五年京都同志社大學在學當時ヨリ
京都市左京区下鴨宮崎町一二八番地
香野雄吉方ニ止宿シ
日本プロレタリア藝術聯盟ニ加盟シ
同京都支部宣傳部長トシテ左翼運動ニ奔◇シ居リタルガ
最近肩書地ニ帰来
入露計劃中ナル㫖判明シタルヲ以テ
十一月二十八日右旅券ヲ返納セシメタリ
B04013131300-2
〔画像〕B04013131300-2

尚本名ハ向後仝様手段ニ依リ再ヒ入露ヲ企圖スルノ
虞アルニ付御注意相成度
右及通報候也
B04013131300-3
〔画像〕B04013131300-3
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レファレンスコード B04013131300
件名 要視察人関係雑纂/本邦人ノ部 第十二巻 32.牧田正和
                        ※牧田正知
   外務省外交史料館
   戦前期外務省記録
   I門 文化、宗教、衛生、労働及社会問題
   4類 労働及社会問題
   5項 思想事項
   2目 要視察人、社会主義者、過激派其他
   要視察人関係雑纂/本邦人ノ部 第十二巻
【 画像数 】3
作成年月日 昭和7年12月3日
作成者   大阪府知事 縣忍
組織歷   外務省//大阪府
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『国立公文書館・アジア歴史資料センター』
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四條畷学園同窓会
平成25年度全学同窓会総会開催!
投稿日 : 2013年12月24日
最終更新日時 : 2016年10月22日 カテゴリー : ご報告
平成25年度全学同窓会総会
平成25年度全学同窓会総会は10月に予定されていましたが、
台風の影響から日程変更となり、12月7日(土)に開催されました。
師走でお忙しい中を、多くの同窓生が参加され、
約100名が一堂に会しました。
オープニングセレモニーでは学園音楽研究室の先生方により、
学園創立者である牧田宗太郎先生の御子息牧田正知先生作詞・作曲の、
高等女学校時代に歌われた水泳部の応援歌が披露され、
第13回全学同窓会総会がスタートしました。
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(株)神戸製鋼所 長府工場長 町永三郎【日本全国銀行会社録. 第47回(昭和14年)】

(株)神戸製鋼所 長府工場長 町永三郎
【日本全国銀行会社録. 第47回(昭和14年)】

【日本全国銀行会社録. 第47回(昭和14年)】
(株)神戸製鋼所   p463/1374
 神戸市葺合區脇濱一丁目
設 立 明治四十四年六月
資本金 九千萬圓(決算後增資)
一 株 五拾圓
拂込高 五千六百貮拾五萬圓
決 算 第五十五期 昭和十三年十二月
    資産ノ部
     ―略―
    負債ノ部
     ―略―
    當期利益金處汾
     ―略―
社   長    田宮嘉右衛門
常務取締役    森本 準一
         淺田 長平
取 締 役    土屋 行藏
         小田島修三
         和田 信房
         川上 義弘
         南 久壽象
監 査 役    曾我 祐邦
         佐々木義彦
         川崎  肇
         小野寺 恕
常任顧問     田子 富彦
 總務部長    小栗  正
 經理部長(兼)
 監査部長    森本 準一
 經理部次長   木村 謙三
 營業部長    吉田 正助
 勞務部長(兼) 和田 信房
 調査部長(兼) 土屋 行藏
 研究部長(兼)
 製鋼部長    川上 義弘
 作業部長(兼) 土屋行藏
 檢査部長    岡本 武夫
 同 次長    谷元 正吉
 兵器部長    高橋 良次
 設計部長    永井  博
 同 次長    酒井  温
 製鋼部長(兼) 川上 義弘
 同 次長    吉岡佐一郎
 造機部長    守谷七之進
 同 次長    伊勢 昌可
 製鐵部長    芦原光太郎
 電機部長(兼) 小田島修三
 同 次長    間島 一榮
 第一輕合金
   部長(兼) 淺田 長平
 同 次長    坂口 重藏
 第一輕合金
   部長(兼) 南 久壽象
 同 次長    伊丹榮一郎
大株主氏名及持株數         株
 臺灣銀行        九四、七六六
 太陽曹達株式會社    六七、三五〇
 日商株式會社      六〇、〇〇〇
 第一生命保險相互會社  四九、〇〇〇
 富國徴兵保險相互會社  二五、二七〇
 萬興業株式會社     二五、〇〇〇
 川崎信託株式會社    二〇、五〇〇
◆門司工場   門司市小森江
 工場長(兼) 池田 英雄
◆鳥羽工場   三重縣志摩郡鳥羽町
 工場長(兼) 小田島修三
◆名古屋工場  西區光音寺町
 工場長(兼) 南 久壽象
◆長府工場   下關市長府町
 工場長    町永 三郎
◆東京出張所  麴町區丸ノ内一丁目
 所 長    楠本 直美
◆大阪出張所  東區今橋三丁目
 所 長(兼) 吉田 正助
◆呉 出張所  呉市岩方通三丁目
【 】『国立国会図書館デジタルコレクション』
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blog[小野一雄のルーツ]改訂版
[女子從業員ノ集團通勤ニ關スル件]昭和19年8月3日:
 神戸製鋼所中津工場厚生課
事業所 株式會社 神戸製鋼所中津工場 p57/157
所在地 中津市大字永添二六〇二番地
    事業主代理人 町永三郎
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[生葡萄 試食並盗食嚴重禁止ニ関スル件]昭和19年7月31日:神戸製鋼所中津工場厚生課

[生葡萄 試食並盗食嚴重禁止ニ関スル件]昭和19年7月31日:
 神戸製鋼所中津工場厚生課

中厚通一九第五五號   p143/157
昭和十九年七月三十一日
各部次課長殿    厚生部 〔印〕中井
  生葡萄 試食並盗食嚴重禁止ニ関スル件
生葡萄ヨリハ酒石酸ヲ精製シ
緊急重要兵器ノ原料ト致スコトニ相成リ
全國ニ亘リ之レガ供出指令發セラレ候處
當工場敷地内ニモ相當數量ノ葡萄育成中ニテ
採集モ間近キ折柄
全粒完全ニ供出致度
曩キニ軍需監理官殿ヨリ
嚴重ナル御達示モ有
之貴課所属課員ニ對シ
試食又ハ盗食等ノ不都合ナキヤウ
重ネテ御示達相成度
此段及通達候也
 A03032045400-143
〔画像〕A03032045400-143

事業所 株式會社 神戸製鋼所中津工場
所在地 中津市大字永添二六〇二番地
    事業主代理人 町永三郎
 A03032045400-57
〔画像〕A03032045400-57
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件名標題(日本語) [厚生課通達](海軍戦時召集猶予者調査ノ件 その他)
階層 国立公文書館返還文書〔返赤・旧陸海軍関係〕
   厚生課通達・購買課
レファレンスコード  A03032045400
作成者名称(日本語) 神戸製鋼所中津工場厚生課
画像数 【157】
『国立公文書館・アジア歴史資料センター』
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  渋沢社史データベース
昭和18年(1943)12月 中津工場完成直ちに操業開始
昭和19年(1944)2月  取締役一名増員により町永三郎取締役に就任
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国税庁
戦時中のワイン造りの奨励(答え)
答え
2 ワインの主原料となるブドウが兵器になったから
 ブドウには、ごく微量ですが酒石酸(しゅせきさん)が含まれています。
 ―略―
採取した粗酒石に加里ソーダを化合させると、
酒石酸加里ソーダという少し大きな結晶体が精製されます。
これがロッシェル塩と呼ばれるもので、
山梨県に所在の「サドヤ醸造場」が国内で唯一、製造が可能でした。
 ロッシェル塩は、音波をすばやく捉える特性があり、
第2次世界大戦ではドイツがいち早くこれを採用して
音波防御レーダーを開発、艦船に装備して、
潜水艦や魚雷に対処する兵器とし、効果を発揮していました。
 日本の海軍は昭和17年(1942)6月、
中部太平洋のミッドウエーの海戦で、
航空母艦4隻を失う大打撃を受けます。
敗退直後から、海軍では同盟国のドイツに兵員を派遣し、
ロッシェル塩を利用した探査技術を習得させ、
艦艇の戦備を強化することにしました。
昭和18年初頭から、
海軍は全国のワイン醸造場に粗酒石の採取を働きかけ、
粗酒石は山梨県の「サドヤ醸造場」に集めロッシェル塩を精製し、
精製品は東芝などの大電機メーカに依頼して、
対潜水艦用の水中聴音機の量産態勢を構築しました。
水中聴音機は、まさにブドウから作る兵器です。
 酒類行政を取り扱う大蔵省では、
昭和19年のブドウの栽培時期から、
日本海軍の求めに応じ、緊急軍需物資として、
酒石酸の増産を決定しました。
 ―略―
(研究調査員 鈴木芳行)
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[名優 川崎弘子一行]中津劇場 昭和20年4月4日:神戸製鋼所中津工場厚生課

[名優 川崎弘子一行]中津劇場 昭和20年4月4日:
 神戸製鋼所中津工場厚生課

昭和二十年四月二日  p48/157
各部課長殿    厚生課
  演藝割引券発行ニ関スル件
来る四日御馴染みの名優川崎弘子一行
左記の通り来演致します
御希望の方は例に依り一般入場料
五圓七拾錢の処
四圓弐拾錢の割引券を発行致します
尚申込は四月三日午前中
当方宛お申出下さいませ

  日 付  四月四日 午后五時半
  場 所  中津劇場
  演藝種目 人妻椿  隅田川
 A03032045400-48
〔画像〕A03032045400-48

事業所 株式會社 神戸製鋼所中津工場
所在地 中津市大字永添二六〇二番地
    事業主代理人 町永三郎
 A03032045400-57
〔画像〕A03032045400-57
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件名標題(日本語) [厚生課通達](海軍戦時召集猶予者調査ノ件 その他)
階層 国立公文書館返還文書〔返赤・旧陸海軍関係〕
   厚生課通達・購買課
レファレンスコード  A03032045400
作成者名称(日本語) 神戸製鋼所中津工場厚生課
画像数 【157】
『国立公文書館・アジア歴史資料センター』
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  渋沢社史データベース
昭和18年(1943)12月 中津工場完成直ちに操業開始
昭和19年(1944)2月  取締役一名増員により町永三郎取締役に就任
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blog[小野一雄のルーツ]改訂版
2017年01月08日
川崎弘子~中野かほる:15名
『思い出のプログラム』新京極篇:昭和55年

blog[小野一雄のルーツ]改訂版
2017年01月08日
川崎弘子・栗島すみ子・伏見信子・高杉早苗・千葉早智子
『思い出のプログラム』新京極篇
   川崎弘子 七百五拾圓(松竹大船)
一 石渡靜子
二 明治四十五年四月 川崎 ※明治45年4月5日
三 横濱市神奈川區鳥越町
四 映畫觀賞、日本料理
五 蒲田入社數年にして
  一躍スターの貫祿を見せ
  麗しき詩情豊かな演技に
  壓倒的人氣を示し
  現時代劇共に出演賞讃を博す
  蒲田の幹部人氣王
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[女子從業員ノ集團通勤ニ關スル件]昭和19年8月3日:神戸製鋼所中津工場厚生課

[女子從業員ノ集團通勤ニ關スル件]昭和19年8月3日:
 神戸製鋼所中津工場厚生課

中厚通一九第五六號 p130/157
昭和十九年八月三日 ※1944年8月3日
      厚生部
 各 部 次 課 長 殿

   女子從業員ノ集團通勤ニ關スル件

近來女子從業員ノ歸路
朝鮮人勞働者ノ惡戯ノ度ヲ益シ聞クニ
堪ヘ難キ言動ヲナス者
頻発スルノ狀況ナルヲ聞キ

關係當局ニハ夫々手配致候條
當厚生部ニ於テハ不滿ノ務ヲ未然ニ防止致度
於而
女子從業員ハ巖然タル態度ト自覺ヲ持チ
集團的ニ歸宅スル樣
御達示相成度

特ニ徒歩通勤者ハ當課員中ニテ
適當ナル集團ヲ組織セシメラレ
少數ナル課ニ於テハ他課ト合同シテ
集團通勤方御配慮相煩度
此段及御願候也
 A03032045400-130
〔画像〕A03032045400-130

事業所 株式會社 神戸製鋼所中津工場 p57/157
所在地 中津市大字永添二六〇二番地
    事業主代理人 町永三郎
 A03032045400-57
〔画像〕A03032045400-57
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件名標題(日本語) [厚生課通達](海軍戦時召集猶予者調査ノ件 その他)
階層 国立公文書館返還文書〔返赤・旧陸海軍関係〕
   厚生課通達・購買課
レファレンスコード  A03032045400
作成者名称(日本語) 神戸製鋼所中津工場厚生課
画像数 【157】
『国立公文書館・アジア歴史資料センター』
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  渋沢社史データベース
昭和18年(1943)12月 中津工場完成直ちに操業開始
昭和19年(1944)2月  取締役一名増員により町永三郎取締役に就任
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《小野 梓・馬屋原 彰》法制局専務被仰付候事:明治11年12月6日[日誌 明治十年、十一年三 太政官法制局]

《小野 梓・馬屋原 彰》
法制局専務被仰付候事:明治11年12月6日
[日誌 明治十年、十一年三 太政官法制局]

  十二月六日        p80/82
一   元老院少書記官從六位 馬屋原彰
    同      同   小野 梓
  任太政官少書記官
       少書記官    馬屋原彰
       同       小野 梓

 法制局専務被仰付候事
右之通本日 @@并御通@成候間爲
@@此段@@@也
  十一年十二月六日
 A15100025600-80
〔画像〕A15100025600-80
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件名標題(日本語) 簿冊表紙・目次等
階層 国立公文書館 太政官・内閣関係 各種日記・日誌
   各種日誌・日記 日誌 明治十年、十一年三 太政官法制局
レファレンスコード A15100025600
記述単位の年代域  明治10年~明治11年(1877 - 1878)
資料作成年月日   明治10年3月12日~明治11年12月25日
          (1877/03/12 - 1878/12/25)
画像数 【82】
組織歴/履歴(日本語) 太政官
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『国立公文書館・アジア歴史資料センター』
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blog[小野一雄のルーツ]改訂版
〔小野梓:法制官僚としての三年半〕3/3
小野梓【改正官員録】明治11年12月~13年5月
[図録 小野梓]
〔小野梓:法制官僚としての三年半〕
少壮官僚としての小野梓の閲歴は、
法制官僚としての三年半と、
会計検査院の検査官としての一年半に大別される。
(大日向 純夫) p35
<明治11年12月~明治12年12月>【改正官員録】
【改正官員録】明治11年12月
元老院   祝田町五四番地  p17/238
議長
 陸軍大將兼議定官
    二品親王     有栖川熾仁
    大勳位      霞ケ關壹丁目二番地
副議長  高知  從四位 河野 敏鎌
         勳二等 西小川町二丁目壹番地
幹事
 兼法制局副長官
     東京  正四位 柳原 前光
         勳二等 築地中通リ二丁目廿五番地
議官 ―略―
少書記官 高知  正六位 細川 廣世  p18/238
             駿河臺袋町四番地
     山口  從六位 馬屋原 彰
             今川小路三丁目六番地
     和歌山 從六位 戸田 秋成
             蠣殻町三丁目九番地
     東京  從六位 小野 梓

【改正官員録】明治12年1月
法制局  太政官内     p12/237
長官   井上 馨     p12/237
元老院  祝田町四五番地  p16/237
議長   有栖川熾仁    p16/237

【改正官員録】明治12年6月
法制局  太政官内 p12/243
長官
 參議兼工部卿
     山口  從四位 井上 馨
         勳一等 住所前ニ出ス
少書記官       p12-13/243
     陸軍中佐
     山口  從六位 桂 太郎
             麴町平河町五丁目廿八番地
     山口  從六位 馬屋原 彰
             中六番町五拾四番地
     東京  從六位 小野 梓
             淺草橋場町拾六番地
【 】『国立国会図書館デジタルコレクション』
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[京の老舗表彰受彰企業一覧]《京丹波町・14企業》「京都老舗の会」

[京の老舗表彰受彰企業一覧]《京丹波町・14企業》「京都老舗の会」

京都老舗の会
「京都老舗の会」とは?
老舗企業が持つ京都特有の経営資産を有効に活用。
京都企業のブランド力の強化と
京都の地域経済の活性化を目的に設立されました。
京都老舗の会事務局
京都府商工労働観光部染織・工芸課
電話:075-414-4858 / FAX:075-414-4870 /

[京の老舗表彰受彰企業一覧]《京丹波町・14企業》
No.  企業名     住所(市区町村)受彰年度
0178 清水商店    船井郡京丹波町  S43  p4/35
0208 荒井友治郎商店 船井郡京丹波町  S43  p4/35
0747 大和瓦工業(株)船井郡京丹波町  S60  p14/35
0848 ぜにや     船井郡京丹波町  S60  p15/35
0998 湊米穀店    船井郡京丹波町  S60  p18/35
1037 奥山ふとん店  船井郡京丹波町  S60  p19/35
1210 コスメティックヒラオ 京丹波町  S61  p22/35
1448 (株)小林建設 船井郡京丹波町  H4   p26/35
1453 (有)寿一屋  船井郡京丹波町  H4   p26/35
1458 せきよし    船井郡京丹波町  H4   p26/35
1790 (有)長老   船井郡京丹波町  H25  p32/35
1857 谷口萬年堂   船井郡京丹波町  H26  p33/35
1864 森川美髪    船井郡京丹波町  H26  p33/35
1886 ヘアーサロンなかむら 京丹波町  H27  p33/35

「京都老舗の会」の概要
設立目的
産学公が連携し、老舗の経営哲学を研究するとともに、
京都ならではの知恵の経営
(事業を長く継続し、次世代に承継していく秘訣)
の京都企業等への普及・浸透を図り、
老舗の知恵の経営を国内外に広く世界に発信することにより、
京都企業の信用力、ブランド力を強化。
(設立年月日:平成24年3月21日)
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[華族世襲財産認可]〔記名整理公債證書〕〔株式〕株式會社十五銀行・日本鐵道株式會社【官報. 1897年10月28日】明治30年

[華族世襲財産認可]
〔記名整理公債證書〕
〔株式〕株式會社十五銀行・日本鐵道株式會社
【官報. 1897年10月28日】明治30年

【官報. 1897年10月28日】明治30年
  〇廣 告  p8/9
 〇華族世襲財産認可
一 記名整理公債證書
    額面五千九百圓           子爵芝山孝豐所有
一 同 額面五千五百圓           男爵坊城俊延同
一 株式會社十五銀行 株式一千六百二十八株 侯爵松平康莊同
一 同        株式一千一百八十一株 伯爵松平基則同
一 同        株式一千一百五十株  伯爵阿部正桓同
一 同        株式一千五十一株   伯爵眞田幸民同
一 同        株式九百十株     伯爵前田利同同
一 同        株式九百株      伯爵龜井茲常同
一 同        株式七百株      子爵松平直德同
一 同        株式四百五十八株   子爵小笠原長生同
一 同        株式一百六十四株   子爵大岡忠貫同
一 同        株式一百五十株    子爵木下俊哲同
一 同        株式一百四十株    子爵本多忠貫同
一 同        株式八十八株     子爵松浦 靖同
一 同        株式六十三株     子爵安部信順同
一 同        株式五十九株     子爵芝山孝豐同
一 同        株式五十五株     男爵坊城俊延同
一 横濱正金銀行   株式一百五十株    侯爵松平康莊同
一 日本鐵道株式會社 株式二千三百株    侯爵松平康莊同
一 同        株式四百二十六株   伯爵松平基則同
一 同        株式五十三株     子爵芝山孝豐同
一 同        株式五十株      男爵坊城俊延同
右世襲財産ト爲スコトヲ明治三十年十月二十七日宮内大臣認可ス
     明治三十年十月    爵 位 局
【 】『国立国会図書館デジタルコレクション』
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[華族世襲財産認可]〔金禄公債證書〕〔株式〕株式會社十五銀行・日本鐵道株式會社【官報. 1897年10月16日】明治30年

[華族世襲財産認可]
〔金禄公債證書〕
〔株式〕株式會社十五銀行・日本鐵道株式會社
【官報. 1897年10月16日】明治30年

【官報. 1897年10月16日】明治30年
  〇廣 告  p8/34
 〇華族世襲財産認可
一 金禄公債證書
    額面二十四万九千八百圓     侯爵前田利嗣所有
一 同 額面八万圓           子爵松平忠和同
一 同 額面六万圓           子爵秋元興朝同
一 株式會社十五銀行 株式三千五百株  侯爵前田利嗣同
一 同        株式三千株    侯爵池田章政同
一 同        株式一百八十一株 侯爵久我通久同
一 同        株式一百五十六株 侯爵德大寺實則同
一 同        株式一百五十九株 伯爵澤 宣量同
一 同        株式一千株    子爵松平康民同
一 同        株式八百株    子爵秋元興朝同
一 同        株式一百四十三株 子爵五島盛光同
一 同        株式一百株    子爵立花種恭同
一 同        株式一百株    子爵松平直哉同
一 同        株式一百株    子爵岩城隆長同
一 同        株式八十二株   子爵山口弘達同
一 同        株式八十株    子爵板倉勝觀同
一 同        株式七十株    子爵前田利定同
一 同        株式五十五株   男爵山崎治敏同
一 日本鐵道株式會社 株式四千株    侯爵前田利嗣同
一 同        株式三千株    侯爵池田章政同
一 同        株式五十株    伯爵澤 宣量同
一 同        株式六百株    子爵秋元興朝同
一 同        株式五百株    子爵松平忠和同
一 同        株式一百四十株  子爵增山正治同
一 同        株式六十株    子爵前田利定同
一 同        株式五十株    男爵山崎治敏同
一 日本郵船株式會社 株式一千四百株  侯爵前田利嗣同
東京府武藏國東京市小石川區金富町ノ内
一市街宅地(崖地トモ)合坪數六百五十一坪九合五勺
                    子爵增山正治所有
右世襲財産ト爲スコトヲ明治三十年十月十五日宮内大臣認可ス
     明治三十年十月    爵 位 局
【 】『国立国会図書館デジタルコレクション』
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