[053]〔安井福次郎君〕p73-74[現代船井郡人物史]
[現代船井郡人物史]三丹新報社:大正五年九月二十五日発行
[053] 〔安井福次郎君〕p73-74
酒造家
船井郡須知町字安井
安井家は安井の安井と稱し
字を姓とせるだけに中々の舊家なり、
代々農を業とし庄屋を勤め村民の崇敬せる所なりき、
前代儀助氏に至り酒造を業とするに至れり、
氏は其長子にて萬延元年八月三日生れ、
明治三十三年四月擧げられて同村助役となり
同時に衛生委員となり
三十四年六月勸業委員となりしが
三十七年四月助役と衛生委員は満期退職せるも
其年四月同村學務委員に擧げられ再選を重ねて
本年四月満期となりたるが
勸業委員は今尚勤務中なり、
君は實に温厚篤實にして人と争を好まず、
萬事控目勝ちなれども
其欲する事は徐々に發表して遺憾あらしめず、
克く公共の事に盡し
勤儉貯蓄を奨勵せるが如きは
町民の多とする處なり、
殊に君は酒造業熱心にして
銘酒福壽の醸造に多大の注意を拂へるが、
其名聲嘖々として販路年々擴張せられ
今日の隆盛を見る、
君亦幸運の人と稱すべきなり。
大正五年九月二十日印刷
大正五年九月二十五日発行
編輯兼発行人 藤本 薫
京都府天田郡福知山町字岡ノ九番地ノ拾五
印刷人 中西勝太郎
京都市下立売小川東入西大路町十番戸
印刷所 中西印刷合名会社
京都市下立売小川東入西大路町十番戸
発行所 三丹新報社
京都府天田郡福知山町字岡ノ九番地ノ拾五
[現代船井郡人物史]三丹新報社:大正五年九月二十五日発行
[053] 〔安井福次郎君〕p73-74
酒造家
船井郡須知町字安井
安井家は安井の安井と稱し
字を姓とせるだけに中々の舊家なり、
代々農を業とし庄屋を勤め村民の崇敬せる所なりき、
前代儀助氏に至り酒造を業とするに至れり、
氏は其長子にて萬延元年八月三日生れ、
明治三十三年四月擧げられて同村助役となり
同時に衛生委員となり
三十四年六月勸業委員となりしが
三十七年四月助役と衛生委員は満期退職せるも
其年四月同村學務委員に擧げられ再選を重ねて
本年四月満期となりたるが
勸業委員は今尚勤務中なり、
君は實に温厚篤實にして人と争を好まず、
萬事控目勝ちなれども
其欲する事は徐々に發表して遺憾あらしめず、
克く公共の事に盡し
勤儉貯蓄を奨勵せるが如きは
町民の多とする處なり、
殊に君は酒造業熱心にして
銘酒福壽の醸造に多大の注意を拂へるが、
其名聲嘖々として販路年々擴張せられ
今日の隆盛を見る、
君亦幸運の人と稱すべきなり。
大正五年九月二十日印刷
大正五年九月二十五日発行
編輯兼発行人 藤本 薫
京都府天田郡福知山町字岡ノ九番地ノ拾五
印刷人 中西勝太郎
京都市下立売小川東入西大路町十番戸
印刷所 中西印刷合名会社
京都市下立売小川東入西大路町十番戸
発行所 三丹新報社
京都府天田郡福知山町字岡ノ九番地ノ拾五