[東京すくも人]第1号1984年版(昭和59年)
:宿毛会雑感 林迶 参議院議員

[東京すくも人]第1号
 東京宿毛会 一九八四年版(昭和59年)
 東京宿毛会事務局
 東京都品川区豊町5-4-3 依岡顯知方
表紙[東京すくも人]第1号
〔画像〕表紙[東京すくも人]第1号

 宿毛会雑感   林 迶  参議院議員
宿毛市は去る四月、
市制施行三十周年を迎えて記念式典が行われました。

郷里を後にして異郷で生活する者にとって、
郷里の盛衰は大きな関心事であります。

高度経済成長のもとで、
宿毛市もご多分にもれず過疎化が進み、
市制施行時の人口三万三千人が
現在二万六千人といわれております。
はなはだ憂うべき状態にあるといわれていました。
最近はUターン現象も顕著になっておりますし、
また、県政における西南開発もようやく緒に就こうとしております。
将来に向けての曙光がみられるようになってまいりました。

東京宿毛会の歴史はよくは知りませんが、
かつては、宿毛を後にして東京へ出て働いている人々が故郷を思い、
その将来を論じつつ親睦を深めてきたものと思います。

しかし、これまでの東京宿毛会は
老人の範疇に入る方々の郷愁の場であり、
若い人が喜んで参加できる空気が乏しかったように思われます。
そこで宿毛市制施行を期して、
若い人の宿毛会を作ろうという話がもち上がり、
  伊賀三省  岩村和俊  岩村敏通
  後藤英輔  浜口庫之助 林 義郭
  林  迪
等、各氏の骨おりで「宿毛新市会」が発足する運びとなりました。

しかし、その後は、それぞれ多忙にまぎれ、
会の開催はみられず自然消滅の形となってしまいました。
爾来三十年が過ぎ、
当時の若者も熟年の域に入っております。

昨年の宿毛会は、
若い方々が多数参加されて盛大にとり行われました。
誠にご同慶の至りであります。

宿毛市出身者で東京、
あるいは首都圏で活躍されておられる方は、
相当数あるといわれております。

これらの方々が喜んで参加できる雰囲気の
「東京宿毛会」に大きく脱皮して、
名実ともに宿毛のよさを結集した会に
発展させて行かなければならないと思います。

伊賀三省会長は、東京宿毛会の運営のために
大変ご苦労をされておられます。

今後とも東京宿毛会発展のために
ご尽力を賜りますようお願い申し上げます。
東京宿毛会の限りない発展を祈念し、筆を擱きます。
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〔画像〕p04-05[東京すくも人]第1号
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