《北尾 潤:京丹波町議会議員》
「京丹波ブランドの確立を」
『京丹波 議会だより』 第39号
[平成26年4月17日]
発行 京都府京丹波町議会
《北尾 潤 議員》 p18
「京丹波ブランドの確立を」
問 地域振興拠点施設で野菜を売るにしても、
利益は出なくても良いから
できるだけ安い値段で売るというのではなく、
本町特産品のブランド化をし、
消費者に満足してもらい、
かつ農家も潤う販売方法を、
商工観光課が引っ張っていく考えは。
町長 第一次生産者は犠牲的精神が旺盛で
もうけようとしない。
それだと後継者は育たない。
第一次生産者が
もうけてもらうための
地域振興拠点施設という認識で良い。
出荷者協議会が中心に
京丹波町ブランドを認定し、
販売をと考える。
http://www.town.kyotamba.kyoto.jp/cmsfiles/contents/0000002/2541/No39.pdf
[平成26年第1回京丹波町議会定例会(第3号)]
平成26年 3月12日(水)
開 議 午 前 9 時 0 0 分
―略―
○8番(北尾 潤君)
―略―
その中でこの京丹波町の野菜を買ってもらう、 p218
またこれは農家の方の中でも意見が分かれるだろうけど、
僕の思いとしては
利益が出なくてもよいからとか、
できるだけ安い値段でというのではなく、
本町の農家の方々が育てた野菜を売ることで、
消費者に満足してもらい、
つくった農家も潤う、
そんな売り方ができたらと思います。
その部分を町が、
この商工観光課が引っ張ってやっていけないだろうか、
お聞きいたします。
○議長(野口久之君) 寺尾町長。 p219
○町長(寺尾豊爾君)
全く同感の部分があります。
とにかく、
第1次生産者は犠牲的精神が旺盛なんか知らんけど、
もうけはらへんのやね。
もっともうけてもらわんと、
後継者は育ちません。
もうけてもらうための振興拠点施設だという
皆さん認識で立ってもらったらいいです。
―略―
○8番(北尾 潤君) p221
ブランドっていうのは、すごいなと思ったのは、
十何年ぐらい前、
まだ僕が学生で二十代中盤ぐらいのときに、
社会人の女性とおつき合いさせてもらってました。
で、その子が20万円ぐらいのバッグをネットで見ているんですよ。
で、僕からしたら、その人の1カ月分の給料ぐらいのものを、
欲しい、欲しい言ってるんで、
全くこう理解できなかったんですけど。
ほぼ同じものですが、
4,000円で売ってたんで、
プレゼントして
本人に途中でネタもばらしながら
見比べてみたんですけど、
確かにこう素材は違います。
見たら、触ったらわかるとかいうレベルで、
ただ遠くから見たらわかんなくて、
もう柄もほぼ一緒のものが、
50倍、4,000円で20万円のものが
買えたみたいな感じになってました。
これ、何なんって、50倍も違うけど、
50倍もいいもんなのって言ったら、
長もちするって、すごく丈夫なんだ、
あとデザインもって、デザイン同じなんですけど、
長もちするっていうんで、
じゃあこれ1年でもつもんだったら、
50年こっちもつんかと言ったら、
まあ、そんなこと言ってるから
もてないんだって言われて終わりだったんですけど。
でもそのときにすごく感じました。
これ、50倍っていうのがブランド力なんだって。
今思い返してみたら、すごく勉強になったのが、
買ったほうもそれですごく満足してます。
20万円で買って、満足をしてます。
だから全然ぼったくりではないと思います。
売ったほうももちろんもうかってます。
だから、こういうもんをつくらなければいけないな。
ただ値段を上げて売るだけじゃなくて、
しっかりと買ったほうに満足してもらえたら
長く売ることができるんだって、
で、誰も不幸せにしないんだっていうのを、
今から思い返したら
すごくいい勉強だったなというふうに思います。
この商工観光課、できると聞いたとき、
僕すごくうれしくて、
本当に町民と、商売やってる人たちですね、
町が一緒になって取り組める、
すごく前向きなええ課だと思いますので、
めちゃめちゃ期待してます。
一緒に頑張りましょう。
北尾潤の一般質問を終わりにしたいと思います。
○議長(野口久之君) 寺尾町長。
○町長(寺尾豊爾君)
ご存じだと思いますけれども、
ブランドの言語は刻印ですね、
焼き刻印のことなんですね。
絶対的な差別化を図る、
その家にしかない焼きごてで
がっと入れるという意味なんですが、
そういうことはさておきね、
私が言うてる京丹波ブランド化はですね、 p222
特別な人に提供するブランドでも何でもない、
ごく普通に生活していらっしゃる方が、
ある日、京丹波ブランドを食べたいと。
あるときにはうんともう
280円かの牛丼で生活しとるんやけれど、
今日は京丹波のお肉が食べたいとかいうような意味での、
今言うてもらったような、
非常に楽しみにしてもらう、
生活を豊かにしてもらうというような意味の
京丹波ブランド化を目指しているということです。
そのことだけ申し添えておきたいと思います。
ありがとうございました。
○議長(野口久之君)
これで、北尾潤君の一般質問を終わります。
以上で本日の議事日程は全て終了いたしました。
よって、本日はこれをもって散会いたします。
次の本会議は、14日に再開しますので、定刻までに参集ください。
ご苦労さまでございました。
散会 午後 2時46分
http://www.town.kyotamba.kyoto.jp/cmsfiles/contents/0000002/2181/260312kaigi.pdf
[Wikipedia]
『ブランド』
原義とそこからの派生[編集]
ブランドとは「焼印をつけること」を意味する
brander というノルウェーの古ノルド語から
派生したものであるといわれている。
古くから放牧している家畜に
自らの所有物であることを示すために
自製の焼印を押した。
―略―
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89#.E5.8E.9F.E7.BE.A9.E3.81.A8.E3.81.9D.E3.81.93.E3.81.8B.E3.82.89.E3.81.AE.E6.B4.BE.E7.94.9F
「京丹波ブランドの確立を」
『京丹波 議会だより』 第39号
[平成26年4月17日]
発行 京都府京丹波町議会
《北尾 潤 議員》 p18
「京丹波ブランドの確立を」
問 地域振興拠点施設で野菜を売るにしても、
利益は出なくても良いから
できるだけ安い値段で売るというのではなく、
本町特産品のブランド化をし、
消費者に満足してもらい、
かつ農家も潤う販売方法を、
商工観光課が引っ張っていく考えは。
町長 第一次生産者は犠牲的精神が旺盛で
もうけようとしない。
それだと後継者は育たない。
第一次生産者が
もうけてもらうための
地域振興拠点施設という認識で良い。
出荷者協議会が中心に
京丹波町ブランドを認定し、
販売をと考える。
http://www.town.kyotamba.kyoto.jp/cmsfiles/contents/0000002/2541/No39.pdf
[平成26年第1回京丹波町議会定例会(第3号)]
平成26年 3月12日(水)
開 議 午 前 9 時 0 0 分
―略―
○8番(北尾 潤君)
―略―
その中でこの京丹波町の野菜を買ってもらう、 p218
またこれは農家の方の中でも意見が分かれるだろうけど、
僕の思いとしては
利益が出なくてもよいからとか、
できるだけ安い値段でというのではなく、
本町の農家の方々が育てた野菜を売ることで、
消費者に満足してもらい、
つくった農家も潤う、
そんな売り方ができたらと思います。
その部分を町が、
この商工観光課が引っ張ってやっていけないだろうか、
お聞きいたします。
○議長(野口久之君) 寺尾町長。 p219
○町長(寺尾豊爾君)
全く同感の部分があります。
とにかく、
第1次生産者は犠牲的精神が旺盛なんか知らんけど、
もうけはらへんのやね。
もっともうけてもらわんと、
後継者は育ちません。
もうけてもらうための振興拠点施設だという
皆さん認識で立ってもらったらいいです。
―略―
○8番(北尾 潤君) p221
ブランドっていうのは、すごいなと思ったのは、
十何年ぐらい前、
まだ僕が学生で二十代中盤ぐらいのときに、
社会人の女性とおつき合いさせてもらってました。
で、その子が20万円ぐらいのバッグをネットで見ているんですよ。
で、僕からしたら、その人の1カ月分の給料ぐらいのものを、
欲しい、欲しい言ってるんで、
全くこう理解できなかったんですけど。
ほぼ同じものですが、
4,000円で売ってたんで、
プレゼントして
本人に途中でネタもばらしながら
見比べてみたんですけど、
確かにこう素材は違います。
見たら、触ったらわかるとかいうレベルで、
ただ遠くから見たらわかんなくて、
もう柄もほぼ一緒のものが、
50倍、4,000円で20万円のものが
買えたみたいな感じになってました。
これ、何なんって、50倍も違うけど、
50倍もいいもんなのって言ったら、
長もちするって、すごく丈夫なんだ、
あとデザインもって、デザイン同じなんですけど、
長もちするっていうんで、
じゃあこれ1年でもつもんだったら、
50年こっちもつんかと言ったら、
まあ、そんなこと言ってるから
もてないんだって言われて終わりだったんですけど。
でもそのときにすごく感じました。
これ、50倍っていうのがブランド力なんだって。
今思い返してみたら、すごく勉強になったのが、
買ったほうもそれですごく満足してます。
20万円で買って、満足をしてます。
だから全然ぼったくりではないと思います。
売ったほうももちろんもうかってます。
だから、こういうもんをつくらなければいけないな。
ただ値段を上げて売るだけじゃなくて、
しっかりと買ったほうに満足してもらえたら
長く売ることができるんだって、
で、誰も不幸せにしないんだっていうのを、
今から思い返したら
すごくいい勉強だったなというふうに思います。
この商工観光課、できると聞いたとき、
僕すごくうれしくて、
本当に町民と、商売やってる人たちですね、
町が一緒になって取り組める、
すごく前向きなええ課だと思いますので、
めちゃめちゃ期待してます。
一緒に頑張りましょう。
北尾潤の一般質問を終わりにしたいと思います。
○議長(野口久之君) 寺尾町長。
○町長(寺尾豊爾君)
ご存じだと思いますけれども、
ブランドの言語は刻印ですね、
焼き刻印のことなんですね。
絶対的な差別化を図る、
その家にしかない焼きごてで
がっと入れるという意味なんですが、
そういうことはさておきね、
私が言うてる京丹波ブランド化はですね、 p222
特別な人に提供するブランドでも何でもない、
ごく普通に生活していらっしゃる方が、
ある日、京丹波ブランドを食べたいと。
あるときにはうんともう
280円かの牛丼で生活しとるんやけれど、
今日は京丹波のお肉が食べたいとかいうような意味での、
今言うてもらったような、
非常に楽しみにしてもらう、
生活を豊かにしてもらうというような意味の
京丹波ブランド化を目指しているということです。
そのことだけ申し添えておきたいと思います。
ありがとうございました。
○議長(野口久之君)
これで、北尾潤君の一般質問を終わります。
以上で本日の議事日程は全て終了いたしました。
よって、本日はこれをもって散会いたします。
次の本会議は、14日に再開しますので、定刻までに参集ください。
ご苦労さまでございました。
散会 午後 2時46分
http://www.town.kyotamba.kyoto.jp/cmsfiles/contents/0000002/2181/260312kaigi.pdf
[Wikipedia]
『ブランド』
原義とそこからの派生[編集]
ブランドとは「焼印をつけること」を意味する
brander というノルウェーの古ノルド語から
派生したものであるといわれている。
古くから放牧している家畜に
自らの所有物であることを示すために
自製の焼印を押した。
―略―
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89#.E5.8E.9F.E7.BE.A9.E3.81.A8.E3.81.9D.E3.81.93.E3.81.8B.E3.82.89.E3.81.AE.E6.B4.BE.E7.94.9F