《篠塚信太郎議員》1/4
[丹波マーケス:運営状況]
[京丹波町議会:平成21年]

[平成21年第4回京丹波町議会定例会(第2号)]
 平成21年12月16日(水)
 開議 午前 9時00分

○議長(西山和樹君) 篠塚君。

○3番(篠塚信太郎君)  p68-73
第4点目でございますが、 p68
丹波地域開発㈱丹波マーケスの
運営状況等につきましてお伺いをいたします。

まず最初に、出資比率は50%以下
ということでございまして、
これは町への報告義務はない会社でございますが、
毎年9月定例会で前年度決算書が配付されておりまして、
運営状況の報告がされているところでございます。

その中で運営状況につきまして質問いたしましても
情報が得られないというなどの理由によりまして、
的確な答弁が得られていない
というのが状況でございまして、

このたび
丹波地域開発の社長さんが町長
なられたということでございますので、
この際、運営状況などにつきまして、
できるだけの詳細な説明をお聞きを
いたしておきたいと思います。

○議長(西山和樹君) 寺尾町長。

○町長(寺尾豊爾君)
お答えいたします。
非常にお答えがしづらい面が多くあります。
確かに丹波地域開発株式会社の
代表取締役を仰せつかっているんですが、
取締役会でもまずこういう
取締役会資料をお出しして、
経営についていろいろ審議して議決するわけですが、
全部またその資料を会社がお預かりして
保管している現状にあります。

取締役会、こういう決算書等については
経営の最高機密事項でして、
株主さんに配付すべきものは株主さんに、
私も過去ずっと松原前町長に対して
6月ごろ説明に来とったわけですけど、
町も株主さんでしたので、
それ以上の説明したことはありません。

ちょっと知り得た話として、
グリーンランドみずほ、
同じように三セクなんですけれど、
石田社長が見えて株主さんの、
ぱっぱっぱっと名前を上げはって、
あっと思ったのが、
京都銀行さんなんかも入っている
というふうに説明がありました。

その他、私から言うと
第三者やなあと思われる方が
株主さんに含んでおります。

丹波地域開発は実を言うと、
ほとんど縁故会社です。


多分、皆さんも何度も株を持ってくれへんか
という話をしているんですけれど、皆さんに、

それじゃ丹波地域開発の株を持ってください
という話がまず今までなかったんじゃないか
というふうに考えております。

今言わはったように50%を超えると、
この大株主さんに向かって
すべて資料を公開せんなんのだということを知りました。

あるいは、三セク会社といいますけれど、
三セク会社としての基本法も全くなくて、
税金が安くなるとか
そういうことも全くありません。

したがって、
普通の会社で株式を公開していない
という会社だというふうに、
まず認識をしていただいたらうれしく思います。   p69

ただ、京都府から多額の融資を受けていますので、
指導はあります。

しかし、私が代表をしていまして思うのは、
ここに運営費と書いてあるんですけど運営を、
篠塚議員、話したらいいんですか。

今しゃべっているようなことでよろしいですか。

会社の特質というのかね、
三セク会社なんですけれど、
三セク会社として
全く法律的に守られているとか
というところないんですよ。


今も言いましたように指導は
いっぱい受けるんですけれど、
それじゃ指導どおりしたら
会社の取締役会で責任がないんですか
とかいって質問します。

指導をある程度尊重せんと
会社はやっていけんのですけれど、
責任は会社にあるというふうに答弁というか、
会議ですから言わはるんですね。

非常に無責任な、
三セク会社というのが
無責任やなという
私はまず印象を持っとるんですね。


指導はいっぱい入るし、
それ聞かんなんし、
地元の取締役会と意思が全然違う面があるし、
困ったなあということで、

この指導どおりしたら
取締役会の責任には
ならんのですかと言うたら、
いや、そんなことないということになるし、

しかし、実質は指導どおりせんと、
なかなかいろんな書類が受理されない
という現実があります。

もうご案内だと思いますが、
非常に小さい商いの会社です。
1億7,000万ぐらいしか収入のない会社で、
その中であの大きい商業施設を
管理運営しているということであります。

私の民間の会社と全然性質が
まず違うなあと思ったのが、
創業費というのが
物すごく多くかかりました。

ご存じや思いますけど、
平成4年に会社できて
9年にオープンするまで、
役場の2階に事務所ありましたね。

あのときに名前は伏せますけれど、
1,000円万円以上
給料取ってはる人が2名ありました。


それが全部
創業費という形でかぶさってきました。

1億七、八千万、創業費というのがかかって、
それをこの10年かかって償却していったと。

こういうなのも普通の会社では
あんまりない特質です。
三セク独特ですね。

物すごい慎重に立ち上げるもので多額の費用が、
私から言うと費用なんですけど、かかりました。

あるいは経営コンサルタントに
どうしても世話にならんなん、
経営コンサルタントに世話になった分は
資産というて言うんですが、

もう全く私みたいに
小さい会社を経営してきたものから言うたら
資産でも何でもない経費やなあ、
こんなものはと思うたりもしたことがありました。

今はごく普通に
その1億7,000万ぐらいの売り上げの中で、
社員が全部で6人おります。


そのうち正社員は3人です。
男が3人おります。

嘱託ということで
朝晩、朝7時ごろからオープンするまでと
8時から11時ごろまでいう
嘱託社員が2人おり、それで5人です。

それと女性の事務を担当している職員がおります。

合計6名で管理会社の社員として働いているということで、

あと清掃とかやってもらっているのは
オリックス何とかいう
サービス会社に委託しています。

ずっと平成9年にオープンして以降、
収入が出てきてからは、
いろんな固定資産の償却含む、
あるいは創業費の資産というものを
償却含む今日までずっと順調に償却して、
そして借金もそれなりに
返していうような様子なんですけどね。

もう言いかけたら切りがないぐらいなんですが、

私は、いろんな見解の相違はありますが
借金を減らして、
そして償却もしているので、
順調に経営が推移してきた
というふうに考えております。


何か特にあったらご質問下さい。
http://www.town.kyotamba.kyoto.jp/cmsfiles/contents/0000002/2181/kaigi138.pdf

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《京都新聞》【 2014年08月30日 12時00分 】
[京都・京丹波町、6億円を全額補填 道の駅の負債]
http://www.kyoto-np.co.jp/local/article/20140830000050

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[丹波地域開発(株) 運営資料の提出を]
『京丹波 議会だより』第40号[平成26年7月17日]

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『京丹波 議会だより』
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《京都新聞》[京丹波町、6億円を全額補填]
http://blog.livedoor.jp/kazuo1947/archives/2377951.html