『台湾レポート②小野雄二』
 平成18年(2006)2月9日

> 台南のビジネスホテルからの発信です。
>
> 台湾は、今週から本格的に始動です。
> 学校はまだ休みですが・・・。
> 旧正月休みを終え、少しけだるさを残しながらです。
>
> 昨夜、こちらの人は、「晩は冷え込むんです」と言っています。
> 「18度位しかないんです」と・・・。
> 北の国からやってきた日本人は「えぇ?」と反応してしまいます。
>
> 昨日の昼間は、初夏を思わすような陽気でした。
> 25度以上はあったでしょう。
>
>[18度でも寒い]
> 台南は、「熱帯」ですから、この感覚です。
> 冬の晩でも、20度以上ないと耐えられないのでしょうね。
> 例えば、北部の台北で、10度以下のなることがあります。
> まさに、極寒ですね。
> これには、訳があります。
> 部屋には、暖房設備がないのです。
> クーラーしかない家がほとんどです。
> また、家の床がタイル貼りをしている所が多く、寒さ倍増かも・・?
>
>[温風が出る?]
> 10年程前のことです。
> 台湾人の団体を日本まで引率したことがありました。
> 確か、11月頃だったと思います。
> ホテルにチェックインして、みんな部屋でくつろいでいました。
> そのとき、「エアコンが壊れている!」と私に連絡がありました。
> 内容を聞くと、「エアコンから温風が出てくる!故障だ!」
> こんなクレームです。
> 季節は11月で、冬を迎えようとしています。
> クーラーしか家にない台湾の人は、びっくりしたのでしょう。
>
>[常識?非常識]
> 冬の晩、18度でも寒い台湾人。
> 11月、エアコンから温風が出ることに驚き。
> これは、日本人の非常識。台湾人の常識。
>
> 住まいもそうです。
> 台湾に行かれたことのある人は、アパートを見て感じます。
> こんな狭い空間で、住みにくいだろうね!
> 意外や意外、見た目を程、狭くありません。
> 台湾の人が、日本のマンションも見てびっくり。
> 「こんな狭いところで、日本人は可哀想!」
>
> 例えば、台湾の3LDKのマンションならば、トイレは2つ。
> 風呂も2つが常識。
> 主寝室にトイレと風呂。
> その他の家族や客のために、各1つ・・・。
> これって、日本の非常識ではないでしょうか?
>
> 何だか、いろんな常識・非常識を思い出してしまいました。
> 今日は、これ位にします。

blog[小野一雄のルーツ]改訂版
[小野梓87回忌法要]
 平成47年(1972)10月7日(土)
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