[郵便報知新聞懐舊談]
《古澤滋=橘光臣》
【新聞集成明治編年史. 第十二卷】

【新聞集成明治編年史. 第十二卷】
 昭和15年6月28日発行
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1920426/306
 明治三十八年二月(皇紀二五六五 西暦一九〇五)
[報知新聞 懐舊談] p216/309
〔二・一六、報知〕
郵便報知新聞懐舊談
(岡 敬孝氏の話)
 ―略―
▲匿名の名士
 ―略―
當今立派に爲て居られる仁で、
其の頃の投書家も決して尠なくありませんでした、
現に其の當時
《橘光臣》といふ名で頻りに投書が來ます。
當時で申すと名論卓説、
ハテ誰であらうと、
社中の問題となつて
私は方方探りました。
然るに此仁が今の
古澤滋》君でした。
ソコで一時社中へ聘した事がございましたです。
併しヂキ飛出してしまう。
是は幼稚な時代で、
報酬とても多くありませんから、
仕方がない。
 ―略―
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1920426/216

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