≪丸三社より西村喜三郎≫
[十萬圓の正貨密送]
【資料近代日本史】昭和8年
【資料近代日本史】昭和8年7月10日発行
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1264509/2371
第十三章 明治十三年史 p473/2377
[十萬圓の正貨密送] p486/2377
去十六日に大阪の私立銀行丸三社より
横濱南仲通り二丁目の
兩替屋西村喜三郎方へ送る
金貨十萬圓を
三菱會社の汽船新潟丸へ積込んだ處
金銀貨の運賃は並の荷物とは格別高く
十萬圓につき運送賃が三十五弗なるを
賃錢を省く爲めに
並の荷物の積りにして積み込んだのを
横濱へ入港して荷上のとき
同船の掛りの者に見顯されて
終に三菱會社の規則の通り
規則を破つた罰金として
金十萬圓の十分の一
即ち一萬圓を取立られました。
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1264509/486
(明治十三年二月二十一日 記載二六)
※讀賣新聞 26 p52/2377
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1264509/52
[十萬圓の正貨密送]
【資料近代日本史】昭和8年
【資料近代日本史】昭和8年7月10日発行
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1264509/2371
第十三章 明治十三年史 p473/2377
[十萬圓の正貨密送] p486/2377
去十六日に大阪の私立銀行丸三社より
横濱南仲通り二丁目の
兩替屋西村喜三郎方へ送る
金貨十萬圓を
三菱會社の汽船新潟丸へ積込んだ處
金銀貨の運賃は並の荷物とは格別高く
十萬圓につき運送賃が三十五弗なるを
賃錢を省く爲めに
並の荷物の積りにして積み込んだのを
横濱へ入港して荷上のとき
同船の掛りの者に見顯されて
終に三菱會社の規則の通り
規則を破つた罰金として
金十萬圓の十分の一
即ち一萬圓を取立られました。
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1264509/486
(明治十三年二月二十一日 記載二六)
※讀賣新聞 26 p52/2377
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1264509/52
【 】『国立国会図書館デジタルコレクション』