『日本との縁の地(台南篇)』
平成19年(2007)11月23日
『日本との縁の地(台南篇)』
◆烏山頭(2007 年11 月23 日)
八田與一氏が、嘉南地区の用水ダムを作る。
日本へ向かう船が米国潜水艦により撃沈され、
その後浮かび上がった遺体が、
八田氏と判明、この地に埋葬される。
妻は夫を慕い、このダムで自殺。
この墓に埋葬された。
命日には、台湾人、日本人により慰霊祭が毎年行われている。

墓地よりの眺望、     後ろの女性は、花束を供えに日本から…。
遥かかなたに広大なダム

◆飛虎将軍廟
台湾で、米軍機に撃墜された日本人パイロットを祀ってある。
良いことが起こるので、戦後も台湾人の努力により残された。
訪問翌日に、日本人の慰霊団(46名)が訪れるようだ。
軍歌がBGM。

◆開元寺
台湾最古の釣鐘。
戦争中、金属供出でなくなるところを
当時の台南市長羽鳥氏の命令で、
供出を停止した。
羽鳥氏は、台南の文化財の再興にも貢献。
赤嵌楼の胸像が祀られている。

『羽鳥又男(1892-1975)略歴』
http://www.laijohn.com/archives/pj/Hatori,M/biog/J.htm