「村八分(むらはちぶ)」のチャー坊(柴田和志さん):
Coffee House 拾得 店長 テリー
ハンケイ 京都新聞
<出会う>京都のひと
「拾得は好きなことをする小屋です。 やりたい音楽で人気が出たらいいね」
京都の音楽カルチャーを支える、ライブハウス。
Coffee House 拾得 店長 テリー
■音楽が好き、ってだけです
京都の音楽好きなら、その名を知らぬ者はいないだろう。
京都を代表するライブハウスのひとつ、拾得(じっとく)。
アマチュアからビッグアーティストまで、
今夜も誰かがステージでシャウトしている。
1973年にこの場をつくったのは、テリーさん。
カウンターで見かける、キャップを目深にかぶったあの人だ。
■父親の退職金を材料費に 仲間たちと手づくり
「卒業したときの高校は、福岡市だった」と振り返るテリーさんは、
親の都合で小学校から高校まで、九州中で引っ越しを重ねた。
「あいつ、ギター弾けるんだって」は転校生にとって、
すぐに友達ができる魔法の言葉だ。
高1でビートルズのコピーバンドに参加した。
立命館大学へ進学したが、時代は全共闘まっさかり。
「付和雷同でデモに行って」卒業直前で中退する。
当時、同棲していた彼女は、今も変わらぬ最愛の妻だ。
大学時代は3年間、ジャズ喫茶「シャンクレール」でバイトした。
「村八分(むらはちぶ)」のチャー坊(柴田和志さん)、
「裸のラリーズ」の水谷孝さん、フォークシンガーの高田渡さん。
時代をリードしたカリスマたちがつながる場だった。
〔画像〕「拾得」ハンケイ京都新聞
(2019年3月10日発行ハンケイ500m vol.48掲載)
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