入江町(乞食町)乞食頭 入江宗内・寶永五年(1708)
【名古屋市史.地理編】

【名古屋市史.地理編】大正5年
   六 入江町  p149/524
入江町は廣小路筋の南、
横三ッ藏筋の北、
南伏見町と八百屋町との間に位し、
一丁目より三丁目まで有り、
縦の町筋によりて三分せらる、
むかしより當町の鐵砲町に屬せる東部兩側に、
乞食頭宗内及び手下の者七人住せし故に、
乞食町と云ひしを、
寶永五年四月廿四日、 ※1708年6月12日
宗内の姓を取りて、
入江町と改號す、
一説に紫川の入江跡ゆゑ名附けたりとも云ふ、
此町筋八百屋町筋より西は、
兩側とも殆ど皆武士屋敷なりき、
十七年地籍圖、尾張志、市譜、九十九之塵、
尾張名陽圖會、尾張名陽、

  第十八節 古渡方面    p187/524
古渡村はむかし古渡里、又は片輪里と稱し、
市部庄の中なり、
飛鳥井雅經の歌に、
 -略-
大正五年三月二十七日印刷
大正五年三月 三十日發行
著作兼發行者 名古屋市役所
印刷者    井上源之丞
       東京市本所區番場町四番地
印刷所    凸版印刷株式會社本所分工場
       東京市本所區番場町四番地
【 】『国立国会図書館デジタルコレクション』
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