［盛京時報社］＜漢字新聞＞【満洲新聞雑誌総覧：昭和2年】
【満洲新聞雑誌総覧：昭和2年】
昭和二年 滿洲新聞雜誌總覽
滿洲公論社發行
＜漢字新聞＞ p23/49
［盛京時報社］ p23/49
所在地 奉天隅田町九番地
創 立 明治三十九年十月三日
（沿革）
本社は明治三十九年十月
中島眞雄氏個人經營に係る漢字新聞なりしが、
大正十四年十一月組織を變更し、
株式會社として、
滿鐵積極的之を援助する事に決定す、
同紙は菊地氏を主筆とし、
同氏の嚴正なる張作霖批判は、
卓筆と共に支那人間に多大の好感を以つて
迎へられつゝあり、
染谷取締役の經營手腕と相俟つて
在支那人經營の漢字新聞としては勿論、
北方支那に於ける最大の新聞として、
その所論は支那内外の重視する處である。
「現況一班」
組 織 株式會社
資本金 三十五萬圓
發行回數 日刊十六頁
購讀料 月大洋一圓
輪轉機 二臺
色刷印刷機二臺、平版印刷機二臺、
其他一切を完備し、
本報盛京時報の外に哈爾賓支社にて日刊大北新報、
大連支社にて週刊大連報版を發行し
臨時刊行物として、
支那研究彙録及支那小説等を發行す。
支社 大連、哈爾賓、大阪分舘、東三省一帶
及 北京、天津、蒙古地方三百餘ケ所。
「役員及社員」
社 長 佐原 篤助
專 務 染谷 保藏
主 筆 菊地 貞二
編輯長 大石 智郎
【 】『国立国会図書館デジタルコレクション』
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