《伊藤 醇:別府 醇》志道精(井上)・伊藤醇誌
【頼山陽の人と思想】昭和18年
【頼山陽の人と思想】昭和18年
又、その門下より出でたる伊藤博文・井上馨は、
文久三年四月十三日、 ※1863年5月30日
外航の發船に際して
「政記」の寫本三冊を携へ、
連名の跋(伊藤公手書)を、
「政記」若干巻は、藝國賴子成の著はす所なり。
書中、吾が朝、政治の係(か)かるところを概擧して、
之れを論定し、又以て古今成敗の跡を審らかにするに足れり。
然り而して今將に之れを海外に携へんとす。
此の行に於て、素と要なきの書たりと雖も、
又將に歸來の日に望むものあらんとするなり。
文久三、癸亥の年、四月十有三日。
志道精(井上)・伊藤醇誌。
【 】『国立国会図書館デジタルコレクション』
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blog[小野一雄のルーツ]改訂版
2012年07月07日
[別府醇・伊藤醇]別府又十郎の四男:馬關の名門伊藤家を嗣ぐ
【豊前二市四郡人名辞書】
別府又十郎君 築上郡三毛門村 p128/166
三男醇氏は學を慶応義塾に修めて、
馬關の名門伊藤家を嗣ぎ。
[別府 醇・伊藤 醇]※三男とあるが、正しくは四男。
生 明治13年(1880)12月19日
歿 昭和45年(1970)04月04日
明治42年(1909)05月17日
山口県下関市大字阿弥陀寺町第九拾参番屋敷
伊藤弥六 ト 婿養子 縁組届出
同日
長女ルイ ト 婿養子 婚姻届出
※ 上記、別府祐弘先生から
(父 別府祐六:別府又十郎の六男)
頂いた除籍謄本(原本のコピー)を基に作成。
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