《川村もと子・日本赤十字社看護婦》
佛國より名譽金牌を受く
【中外医事新報 (573)】明治37年
【中外医事新報 (573)】明治37年(1904)
著者 日本医史学会 [編]
出版者 日本医史学会
出版年月日 1904-02
〇看護婦佛國より名譽金牌を受く p45/53
日本赤十字社看護婦
川村もと子は
北淸事變の際
廣島に在りて
佛國傷病兵の救護に從事せし廉を以て
曩に同國大統領より
「オフシエーダカデミー」
なる紀章を贈與されたるが、
今回重ねて名譽金牌を我が外務省を經て
同人に賜與されたりと云ふが、
同牌は危險なる場合に在て
獻身的仁愛事業に從事したるものにあらざれば
賜與されざるものゝ由にて
純金七匁餘ありて
精妙なる彫刻を施し餘程貴重なるものなりと云ふ
【 】『国立国会図書館デジタルコレクション』
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