牙山從軍之新聞記者【戦國寫真画報 (5)】明治27年(1894-12)
【戦國寫真画報 (5)】1894-12
出版者 春陽堂
出版年月日 1894-12
https://dl.ndl.go.jp/pid/1567882/1/1
牙山從軍之新聞記者
圖に示す所は牙山出征の前、
在朝鮮の我が各新聞通信員は、
一同南山に於て寫眞を撮りたし、
盖(けだ)し從軍の間萬一の事あるも測らざれば、
其紀念を留むるの意なりしなるべし、
筆硯に從ふ者亦
https://dl.ndl.go.jp/pid/1567882/1/25
一身を抛(なげう)つて、
國家同胞の爲に通信の業を力(つと)む、
我が軍威の振ふこと素(もと)よりなり、
其の人名を擧(あぐ)れば則ち
(上段に記したるは立てる人の名なり)
報知新聞 遲塚 麗水
(未 詳)
京都日出新聞 堀江 松華
めざまし新聞 佐原 石嵓
自由新聞 今西恒太郎
神戸又新々報 岩崎 虔
日 本 櫻田 文吾
(未 詳)
開花新聞 箕輪 勝
六派聯合 三宅雄次郎
二六新報 佃 斗南
大坂朝日新聞 西村 時彦
毎日新聞 柵瀨軍之佐
https://dl.ndl.go.jp/pid/1567882/1/26
朝日新聞 山本 忠輔
時事新報 高見 龜
國民新聞 久保田米齋
日々新聞 黑田甲子郎
東京通信社 山中 茂
https://dl.ndl.go.jp/pid/1567882/1/27
(下段に記したるは坐せる人の名なり)
土陽新報 坂崎 紫瀾
内外通信社 弓削田精一
名古屋扶桑新聞 鈴木 經勲
讀賣新聞 藤野房次郎
https://dl.ndl.go.jp/pid/1567882/1/25
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blog[小野一雄のルーツ]改訂版
2015年05月14日10:25
[日淸戰役:從軍記者の話]
【大日本対外戦争史話】昭和18年
第二編 日淸戰役前後 p26/189
九 成歡・牙山に捷つ 付・從軍記者の面魂 p56/189
從軍記者の話をしよう。 p58/189
久保田米僊(國民)
西村天囚(大阪朝日)
高木利太(大阪毎日)
光永星郎(日本)
遲塚麗水(都)
藤野房次郎(讀賣)
黒田甲子郎(東京日日)
其の他
錚々たる新聞記者の寄集りであつた。
安達謙藏も交つてゐた。
(國木田獨歩は海軍に從軍して、
愛弟通信が其の所産である)
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三宅雄次郎(三宅雪嶺)、坂崎紫瀾、西村天囚、國木田獨歩も従軍していたとは寡聞にして知りませんでした。正岡升(子規)は従軍していましたね、確か戦地で森林太郎軍医と面識を得たはずと記憶していますが。