【偕行 (54);昭和31年2月15日】
出版者   偕行社
出版年月日 1956-02
   五十三期
(一) 航空自衛隊に左記諸兄が合格されました
   藤沢二佐通報
 A 三〇年一一月二九日入隊者は一二月末
   新配置につかれました。
   足立治(空幕調達課)
   浅井利一(通信課)
   大島浩(通校)
   大塚龍明(操校)
 B 三一年一月一一日入隊者は
   幹部候補者学校で受講中です。
   三原明、鈴木一。
https://dl.ndl.go.jp/pid/11435165/1/12

(二) 井本清美君より
北九州同期生会消息を送って来られましたので
左記に転載致します。
旧臘四日、※昭和30年12月4日
陸自(空挺)の福家隆兄が
演習で当地方に宿泊したのを機会に、
第七回同期生会を小倉市川久保邸で催した。
当日出席者は左記の十四名であった。
写真参照=前列左より(括弧内は現住所)

永野晴美(築上郡椎田)
土建永野組として将来の大発展を準備中。

梅谷功(小倉市富野須賀町)
井筒屋百貨店外商課の中堅として近郷に活躍中、
本日のメンバーの酒豪。

武藤広喜航自、
築城基地のジエット学生として
米軍教官にも武名普しとか。
近く渡米予定。

奥村潔(八幡市新町五丁目)
奥村組(土建)八幡出張所 理課長として
敏腕(巨腕?)を奮っている。
まだ当分は九州に居るらしい。

守田真弘(旧名武)(小倉市東港町四)
ベニヤ合板の段谷産業小倉工場の中心的存在、
暫く病気引籠中であったが
最近は写真の通り壮健偉大。

川久保真維(小倉市砂津二九一)
協和蚕業海運若松出張所の中堅ホープ。
彼の説によれば不景気知らず。
鵜飼兄と共に当日の幹事役。

鵜飼昇(小倉市若草町)
石油で鳴らした出光興産若松出張所の中堅、
久しく健康がすぐれなかったが
最近は元気に勤務している。

竹本文雄(八幡市松尾町一丁目)
八幡製鉄所保安係として活躍中。

正木九郎(戸畑市西町二丁目)
産制ブーム(?)で薬局の当主は多忙の由。

永淵政晴(門司市大里松原町)
鋳造工場主任として重要な存在。
久しく独身を通していたが目下婚約中。

橋本満男(行橋市門樋下町)
岡野バルブ門司本社資材係長に抜擢され、
栄進街道を順調に進んでいる。

四元(旧姓馬渡)英美(築上郡築城町)
航自築城基地通信課長。

井本清美(行橋市行事)
塩販売会社の三等重役として
のんびりやっている。
但し本職意外の文化活動の方が多忙である。

福家隆(中列右端)
陸自空挺教育隊(習志野)

(婦人は左より
 川久保義妹、川久保夫人、井本愚妻)

尚、当日欠席者は次の通り。
鳴海健治
日炭二島炭礦労務課長として
スト調停の為欠席

飯田直隆(若松市二島日本板硝子社宅)
東京出張中のため欠席。

佐藤比良夫(八幡市荒生田四)
西日本電業(小倉)の総務として多忙の為か、
昨年は病気療養中であった。

鈴木(整備課)航自築城基地。
添野(補給課)同。

終りに各位の御健闘を祈ると共に、
各地の消息を待っております。
(秋山記)
p13【偕行 (54);昭和31年2月15日】
〔画像〕p13【偕行 (54);昭和31年2月15日】
https://dl.ndl.go.jp/pid/11435165/1/13
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