【こども未来 2月(329)】平成11年(1999-02)
出版者 こども未来財団
出版年月日 1999-02
p16【こども未来 2月(329)】1999-02
https://dl.ndl.go.jp/pid/2889776/1/16
ホッ!とインタビュー
キャスター 蓮舫さん
〇インタビュアー 山谷えり子さん
(財)こども未来財団評議員
サンケイリビング新聞編集長
れんほう◎昭和42年東京都生まれ。
父は台湾出身の中国人。
青山学院大学法学部卒。
中学3年生からモデルとして活動を始める。
17歳のときに帰化。
青山学院大学在学中にクラリオン・ガールに選ばれ、
芸能界デビュー。
以来、ドラマ、バラエティー番組はじめ、
テレビ朝日「プレステージ」、
TBS「スーパーワイド」の司会など、
テレビを中心に幅広く活躍する。
平成5年4月からテレビ朝日「ステーションEYE」の
メインキャスターを務める。
同年8月にジャーナリストの村田信之氏と結婚。
(平成)7年10月から(平成)9年2月まで
夫婦で中国・北京大学へ語学留学。
同年(平成9年)4月に双子を出産。
男も女も自分に向く仕事を見つけて自立することを、
小さいときから父に教えられて育ちました
キャリアウーマンの代表とも言える
ニュース・キャスターとして、
活躍していた蓮舫さんが、
仕事を一時お休みして夫と共に北京留学したのは、
記憶に新しい。
帰国後まもなく、双子を出産。
待ったなしの子育て奮闘も二人分です。
―― 双子ちゃんの成長ぶりはいかが?
蓮舫 この四月で二歳になります。
息子が一三キロ、娘が一〇キロ。
身長は八センチくらい違います。
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―― ニュース・キャスターになられて
油がのってきた頃に、
中国留学なさったのは
思いきった決断ですね。
蓮舫 自分の基軸をつくりたかったんです。
報道の仕事はずっと続けたいと思っています。
ただ、実際にやってみてキャリアを積んで
幅を広げるためには、
私のテーマを確立しなければと思ったのです。
政治・経済をはじめいろいろな意味で、
これからは中国の動きが興味深い。
台湾出身の父のこともあって、
昔から中国にはこだわっていました。
やはり私の基軸は中国人ですもの。
身動きがとりやすい二十代のうちに
留学を終えたいと考えていましたので、
二十八歳のときに中国留学を決行したのです。
一人っ子政策を進めている中国では、
妊娠・出産時期も国や企業の管理下に
夫や母や男性ベビーシッターに支えられ
バランスのとれた子育てができている
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こども未来
平成11年2月号 第329号
定価550円(税込)・送料76円
年間購読料6,600円(税込・送料共)
平成11年1月25日印刷/
平成11年2月1日発行
発行人 土井 豊/
編輯責任者 中山和之
発行所 財団法人こども未来財団
〒104-0061
東京都中央区銀座3-11-18 眞帆ビル
電話 03(5550)9450
ファックス 03(5550)9470
編集協力 厚生省児童家庭局/
制作協力 株式会社 法研
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