【大右翼史 増補】1974
著者 荒原朴水 著
出版者 大日本一誠会出版局
出版年月日 [1974]
〔画像〕p3【大右翼史 増補】1974
https://dl.ndl.go.jp/pid/11924877/1/3
二一八 民族運動社
結成年月日 昭和三十年八月頃
事務所所在地 京都市東山区福稲高原町五
主要役員
主 幹 加藤 昭
(別名 加藤矩敏)
組 織 下部組織数 なし
機関誌紙 なし
塾・道場、青年隊等 なし
目 的
「民族自立の精神に徹し、
一切の不正不義を排除し、
世界の恒久平和と日本民族の完全独立、
共同福祉、国民の自由と人権の守護、
愛と正義に基づく政治の実現、
能率的経済社会の建設、
国民生活の安定などを期す」
と標榜している。
性 格
国民運動社
柴田金三郎門下であった加藤昭が、
独立して結成した団体である。
同人はさらに自己の門下をそれぞれ
民族青年隊、洛誠会、敷島同志会として
独立させている。
活動時には三団体から動員することが多い。
〔画像〕p821【大右翼史 増補】1974
https://dl.ndl.go.jp/pid/11924877/1/821
主要活動
主幹 加藤昭は、
三曜会の一員として
昭和三十九年六月
大丸京都店における
中国経済貿易展に対する抗議活動、
同年八月
原水禁世界大会反対運動、
昭和四十一年六月
日教組大会反対活動を行なったが、
昭和四十一年十月十二日
名古屋地裁において恐喝罪により
懲役二年六カ月、
同年一一月二十六日
京都地裁において暴行傷害罪により
懲役八カ月の判決を受け、
同年十二月から京都刑務所にて服役した。
最近では、
昭和四十六年七月の日教組大会反対運動に参加したほか
みるべき活動はない。
主要関係団体
傘下に民族青年隊、洛誠会、敷島同志会がある。
〔画像〕p822【大右翼史 増補】1974
https://dl.ndl.go.jp/pid/11924877/1/822
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