【回想の上海】1983
著者 岩井英一 著
出版者 「回想の上海」出版委員会
出版年月日 1983.8
岩井一家 昭和十八年一月五日撮影
右から
三女 美代子、長女 敏子、岩井英一、
長男 毅、次男 洋、妻 富久子、
次女 絢子、筆跡は妻のもの
https://dl.ndl.go.jp/pid/11927838/1/6
参謀本部から支給された武器をバックに
若き日の児玉誉士夫
https://dl.ndl.go.jp/pid/11927838/1/8
捧皇隊一行と
前列右から、
岩田幸雄、児玉誉士夫、岩井英一、
山本義男、解良 正熙、小黒将水、
後列右から、
伊藤巌、大田勇、武井龍男、杉田匡、海老沢稔
ピアスアパート(昭和56年撮影)
https://dl.ndl.go.jp/pid/11927838/1/10
上海総領事舘特別調査班、
本省直属機関として発足
こうした経緯から
特調班の事務所も総領事館外におくこととし、
先ず設立事務所を総領事館に近い
アスターハウス・ホテル内におき、
その後、文路と乍浦路の交叉点の角にあった
ピアスアパートの二階に移転し
正式に業務を開始した。
爾来、太平洋戦争が起き
わが軍接収下の旧米国総領事館事務所に移るまで
そこを動かなかった。
https://dl.ndl.go.jp/pid/11927838/1/66
汪兆銘の護衛工作に協力のため
児玉誉士夫を起用
https://dl.ndl.go.jp/pid/11927838/1/68
総軍の辻政信少佐との連絡役に
児玉誉士夫を起用
https://dl.ndl.go.jp/pid/11927838/1/96
岩井公館の警備主任だった岩田幸雄が
大東亜戦争勃発と共に
児玉誉士夫が海軍航空本部の委嘱を受け
物資収買のため児玉機関を設立した際、
これに協力のため別に岩田公館をつくり
物資収買を始めるとこれに全面協力し、
流石蛇の道はへびというか、
隠匿物資の摘発収買その他に
岩田の仕事に大きな貢献をした。
岩田幸雄によれば、
児玉機関収買の大半の物資は
この興建同志のルートを通じ
岩田の手で収買されたものだとのことだ。
期せずして旧興建本部即ち岩井公館は、
我海軍の戦争遂行の面にも
隠れた功績を樹てたことになる。
https://dl.ndl.go.jp/pid/11927838/1/169
元上海日本総領事館その後改め
日本大使館特別調査班班員名簿
https://dl.ndl.go.jp/pid/11927838/1/172
里見先輩、旧興建運動本部
袁殊主幹に対しても
金百万円を出してくれる
里見と児玉誉士夫の関係
https://dl.ndl.go.jp/pid/11927838/1/176
第九章 私と児玉誉士夫 p200-207/250
https://dl.ndl.go.jp/pid/11927838/1/200
児玉との最初の出会いとその第一印象
https://dl.ndl.go.jp/pid/11927838/1/201
児玉、来滬匆々多額の政治工作費を要求
https://dl.ndl.go.jp/pid/11927838/1/202
汪兆銘護衛工作と児玉
https://dl.ndl.go.jp/pid/11927838/1/203
児玉の汪護衛工作についての
防衛庁出版の戦史の誤りをただす
https://dl.ndl.go.jp/pid/11927838/1/204
香港へ児玉を同行、不思議な彼の二面性
https://dl.ndl.go.jp/pid/11927838/1/205
捧皇隊井上隊員の共同租界工部局での切腹騒ぎ
https://dl.ndl.go.jp/pid/11927838/1/207
回想の上海
昭和58年8月15日 発行
著 者 岩井 英一
発行者 江口真一・杉山久夫
発行所 「回想の上海」出版委員会
名古屋市東区山口町9-7(〒461)
杉山久夫方
電話 052(935)6819
印刷・製本 泉印刷株式会社
名古屋市北区大杉町1-21-8(〒462)
電話 052(932)1628(代表)
https://dl.ndl.go.jp/pid/11927838/1/248
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