【土佐史談 (121)】1968-11
出版者 土佐史談会
出版年月日 1968-11
https://dl.ndl.go.jp/pid/7913063/1/1
座談会
青い眼と茶色の眼
——高知を訪れた外国の史家たち――
<語る人>
川村源七・山本 大
奥宮正澄・横川末吉
高芝長男
司会 平尾道雄
https://dl.ndl.go.jp/pid/7913063/1/32
平尾道雄
アメリカの女性歴史学者
サンドラ・デイビスさんは
土佐から出た明治の思想家、
小野梓の研究をしていましたが、
明治維新史に関係の深い土佐を実地に見るため、
ご主人といっしょにやって来て
わざわざ小野梓の出身地である宿毛市まで
資料集めにいった。
その研究のパンフレットは早稲田で出版され、
大学から私にも送ってくれましたが、
あのように只研究してゆくだけでなく
研究の成果をこちらへ届けていただけると
非常に嬉しいですね。
このデイビスさんは大変面白い人で、
どうして日本史に興味を持ったかと聞いてみますと、
「アメリカは若くて伝統というものを持っていない。
それでこれから伝統を作ってゆかなければならないが
そのためには世界のあらゆる国々の歴史・人物を探って
そういうものの中からアメリカ人に適した
伝統をつくりたい」
とのことでした。
https://dl.ndl.go.jp/pid/7913063/1/32
昭和四十三年十一月二十五日印刷
昭和四十三年十一月 三十日発行
頒価四〇〇円
土佐史談(復刊第四十二号通巻百二十一号)
発行所 土佐史談会
代表者 坂本重寿
高知市丸ノ内三 高知県立図書館内
印刷所 土電印刷
取扱所 土佐史談会
高知市丸ノ内三(県立図書館内)
電話(72)六三〇七番
振替口座大阪七五七一九番
https://dl.ndl.go.jp/pid/7913063/1/83
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【追悼高野善一】1975
出版者 追悼集編集委員会
出版年月日 1975.12
Sandra T. W. Davis
サンドラ・T・W・デービス
(訳文)
高野先生(昭和50年[1975])
一月三十一日御逝去の報に接し、
深い悲しみにたえません。
高野先生は学者であり、芸術家であり、
また強い信念の持ち主でした。
ご自分の研究のみでなく
友人のためにも良く尽くされた方でした。
先生は私の小野梓研究にあたっても、
大変御尽力下さり、
私たちはこの研究に関し多く語らいました。
―略―
(訳・嵯峨根節子)
(ノースキャロライナ大学歴史学部助教授)
https://dl.ndl.go.jp/pid/12194083/1/66
追悼 高野善一
昭和五十年十二月十五日 発行
発行 追悼集編集委員会
東京都杉並区上井草二の一の十四
高野気付
印刷 早稲田大学印刷所
大洋社製本
限定一千部
https://dl.ndl.go.jp/pid/12194083/1/143
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