「議会改革の現在地点」について発表しました
(全国地方議会サミット発表報告①〜生成AI利用〜)
2025-11-13
一般社団法人Maniken
地域経営のためのあたらしいマニフェスト研究所
山内 健輔
〔画像〕《山内 健輔》デジタル(主に生成AI)
11月8日に法政大学で開催された
「全国地方議会サミット2025」
(ローカル・マニフェスト推進連盟主催)に登壇し、
早稲田大学デモクラシー創造研究所の
「地域経営のための議会改革度調査」の回答状況から、
各地で進む議会改革の現在地点について発表しました。
今回から調査名称に「地域経営のための」という冠を付し、
議会内部の改革から地域や住民への貢献度合いにも
焦点を当てた設問に変更しました。
そのうち「政策力の強化」のために
デジタル(主に生成AI)をどのように利用できるか?
について検討しました。
1544議会(86.4%)から回答を得た本調査のうち、
今大会のテーマの一つでもあった
「生成AI」を議会としての利用状況を確認しました。
タブレットの導入は全体で75%程度
(町村議会では60%程度)と
一定の環境整備が進んでおり、
デジタルの活用は次のステージに進むべき段階といえます。
現在、生成AIの利用状況のうち最も多い回答は
「事務局の業務に生成AIを利用している」20.4%、
「会議録の作成に生成AIを利用している」16.3%と続き、
中には
「議会だよりの素案や掲載内容の要約等に生成AIを利用している」
「生成AIを活用して質問を行った議員がいる」
などの回答もあります。
一方、課題として
「議員の理解に問題がある」(24.0%)、
「セキュリティに懸念がある」(20.1%)、
「活用方法がわからない」(16.1%)
などが指摘されており、
奥州市議会(岩手県)の「ICT推進方針」を参考にした
議会としての生成AI利用に関するルールの策定や、
浜田市議会(島根県)が開催した生成AI研修など
議会としての理解底上げの取り組みについて紹介しました。
役所・議会には豊富な「文字情報」が存在しますが、
生成AIの出力精度はインプットする情報の質と量によって
左右されることから、
「使えるデータ」として整えていく必要があります。
まず最初の一歩目として、
「過去の議論を俯瞰して整理する」
「住民説明用にわかりやすく要約する」といった、
言語処理を伴う仕事で力を発揮するという
生成AIの特徴を理解することの重要性についてお伝えしました。
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公明党 留萌市議会議員
戸水みほこ
2025年 11月 25日
11月8・9日とローカルマニフェスト推進連盟の
全国地方議会サミットが開催されました。
本当はリアルで参加したかったのですが、
今回もオンラインでの参加となりました。
各地の素晴らしい先進的な取組を学び、
多くの示唆を得ることが出来ました。
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主催:ローカル・マニフェスト推進連盟
後援:全国市議会議長会、全国町村議会議長会
地方議会をより活性化する二日間
全国地方議会サミット
2025 2025.11.8(土)9(火)
会場 法政大学 市ケ谷キャンパス
山内 健輔
早稲田大学デモクラシー創造研究所 招聘研究員
早稲田大学デモクラシー創造研究所 選挙制度部会長。
一般社団法人Maniken研究員。
崇城大学情報学部非常勤講師。
東京都庁職員を経て、現職。
学生時代に若者世代の投票率向上を目指すNPO等で活動
(NPO法人I-CAS元代表理事)。
議会の議事録を分かりやすく見える化する
「議会マイニング」を企画開発しマニフェスト大賞受賞。
現在、「地域経営のための議会改革度調査」、地域経営
部会、シティズンシップ推進、選挙マニフェスト調査等に従事。
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