【父を語る母を語る:
 キリストに愛された人々 第1集 (同信新書 ; 1)】1979
著者    藤尾正人 編
出版者   同信社
出版年月日 1979.10
p1【父を語る母を語る 第1集】1979
〔画像〕p1【父を語る母を語る 第1集】1979
https://dl.ndl.go.jp/pid/12266859/1/1

<人見鹿太郎>
 父、人見鹿太郎の思い出 p38-43/110
   人見道子
父・人見鹿太郎を語るようにすすめられ、
祖父母の隠居所に住みついた私は、
あらためて古い部屋の天井を眺め、
父が主様のみ手に導かれたからこそ、
世の荒波を乗り切り、
孝養をつくし、
子供たちにも信仰を伝えた生活を、
なつかしく思い出しています。

貧相な体躯に小さい顔、
怒った表情を知りませんが、
笑っても口をあけず静かな人でした。

一見小心者のように見えましたが、
たとえ案ずることがあっても
主さまに祈ったあとケロリと高いびき、
まことに太っ腹の父でありました。

   父の生立ち
父の生立ちにつきまして人見の系図を開きました。
信じられない位立派な方々が先祖におられますが、
四十三代目として
現在の亀岡市馬路町で生まれた父は小さくて、
ひ弱かったようです。

農具が重すぎたのか勉学に進み、
北海道へ渡り北大にも学んだ事もあり、
また東京で自炊生活をして勉学した時代もありました。
祖父ゆずりの数学に明るく漢書にもひいでていました。
父の蔭には千代野伯母の献身的努力があります。

いろいろな商売にも手を出し、
お勤めもし、
宇治の茶業組合を創設、
また大日本農会(今の農協の前身)を、
後の東大総長古在氏と共に創設した
陰の人物でもありました。

初代京都府知事板垣氏
(※第3代 北垣国道)とも親交を重ね、
意見をはいていた様子です。
   -略-
https://dl.ndl.go.jp/pid/12266859/1/38

<堀米吉・つる>
 われらの国は天にあり 松村貴美枝
   生いたち・結婚
父・堀米吉は万延元年一月二十八日 ※1860年2月19日
大阪の商家に生まれました。
七、八人の兄妹の末っ子として育てられました。
当時はまだ小学校もない時なので
厳父(佐助)の教育を受けましたが、
本人の将来のためと考えて、
十一歳の時に商業見習いのために
丁稚奉公に出されました。
それから七十二歳まで、
大阪商人として終始一貫過ごしました。
父二十三歳、母つる十七歳にて結婚しました。
母つるは慶応二年九月十八日 ※1866年10月26日
大阪の商家に生まれました。
https://dl.ndl.go.jp/pid/12266859/1/57
   父母 召天
大正十四、五年頃と思いますが、
朝鮮全羅南道務安郡一老面に
京都の人見鹿太郎氏と父と共同にて、
栄和農場を開拓しました。
https://dl.ndl.go.jp/pid/12266859/1/59
父を語る母を語る―キリストに愛された人々 第1集 
1979年10月21日発行 同信新書1 定価700円
編 集 藤尾正人
発行者 鈴木善七
発行所 同信社
    東京都中野区中野1-45-12 〒164
    電話 03-361-1744
    振替 東京3-19554
印刷所 三栄印刷
https://dl.ndl.go.jp/pid/12266859/1/105
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