【自由党院外団・最後の生き残り】1991
著者    吉岡秀太郎 著
出版者   自民党同交会
出版年月日 1991.2
 自由党院外団 最後の生き残り
 筆者にあてた吉田茂総裁からの色紙
p3【自由党院外団・最後の生き残り】1991
〔画像〕p3【自由党院外団・最後の生き残り】1991
https://dl.ndl.go.jp/pid/13210895/1/3

 ◇著者(吉岡秀太郎)近影◇
p4【自由党院外団・最後の生き残り】1991
〔画像〕p4【自由党院外団・最後の生き残り】1991
https://dl.ndl.go.jp/pid/13210895/1/4

  百メートル廊下の麻生邸
吉田さんが自由党を引き受ける時の約束の一つに、
「金を作らない」
とする一項目があったと聞いている。

党運営や選挙のための資金には
関与しない総裁というのは
稀な存在と言ってよいだろう。

吉田さんの女婿で九州の炭鉱王の
麻生太賀吉さんとは
ずいぶん仲よくしていただいた。

麻生さんご自身とも古い知り合いであったが、
吉田さんとの関係で、
何かと連絡を密にする必要があった。

九州(福岡県飯塚)の麻生邸というのは
とてつもなく広い。

増田甲子七さんは、
その回顧録の中で、
『……麻生邸に上がってびっくりした。
 廊下が百メートルくらいある。
 その奥に吉田さんは鎮座まします
 といった格好で坐っていた』
と、麻生邸の広大さに驚いておられる。

私も吉田総理の九州遊説のお共をした折、
飯塚市の大邸宅にお邪魔したことがある。
本当に百メートルはあるかと思われる廊下であった。

麻生夫人で吉田さんの次女の和子さんとも
お会いする機会があったが、
こういう方が才媛というのであろうかと
感心するばかりであった。

いま、麻生夫妻のご子息である麻生太郎さんが
衆議院に議席を得て活躍されている。

先般、おじいさまに当たる
吉田茂さんの写真を差し上げたところ、
丁重なお礼状が届いた。

父上も律儀な方であったが
ご子息も立派な代議士ぶりである。
https://dl.ndl.go.jp/pid/13210895/1/90

自由党院外団・最後の生き残り ¥2,500
平成3年2月2日 初版発行
著 者 吉岡秀太郎
発行者 原  孝二
発行所 自民党同交会(旧院外団)
    〒100 東京都千代田区永田町1-7-1
        衆議院第一別館内
    電話 03(3581)5111 内線3862・3655
印刷所 株式会社 恵友社
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