川崎重工業

《松村守一》川崎航空機工業(株)監査役【航空年鑑 昭和16-17年】

【航空年鑑 昭和16-17年】
著者    大日本飛行協会 編
出版者   大日本飛行協会
出版年月日 昭和16
p25【航空年鑑 昭和16-17年】
p25【航空年鑑 昭和16-17年】
https://dl.ndl.go.jp/pid/1172346/1/25
川崎航空機工業株式會社
一、創 立 昭和十二年十一月十八日
一、資本金 五千萬圓
一、本 社 兵庫縣明石市和坂字大坪一〇〇
  明石發動機工場 同右
  明石機體工場  同右
  岐阜工場 岐阜縣稻葉郡蘇原村
  明石防毒兵器工場 兵庫縣明石市茶園場町一六〇九の一
  東京出張所 東京市丸の内 郵船ビル七三一號室
一、役 員
  專務取締役 社長    鑄谷 正輔

  專務取締役兼
  明石發動機工場所長   根本 莊行

  取締役技監       伊藤周次郎

  取締役         川崎 芳熊

  取締役兼岐阜工場所長兼
  明石機體工場所長    東條  壽

  監査役         松村 守一

  本店總務部長      砂野  仁

  本店附兼東京出張所長  山崎  精

  明石發動機工場副所長兼
  同製作部長       吉川 進一

  岐阜工場副所長兼
  岐阜工場業務部長
  經理課長兼本店附    八子 正敬

  明石機體工場副所長兼
  岐阜工場製作部長兼
  明石機體工場製作部長  樫山 利邦

  明石防毒兵器工場所長  荒井 耕作

一、航空關係營業種目
  航空機、發動機、装備品、部分品及び
  防毒具の製造修理並
  之に附隨する一切業務
p225【航空年鑑 昭和16-17年】
p225【航空年鑑 昭和16-17年】
https://dl.ndl.go.jp/pid/1172346/1/225
昭和十八年七月十五日印刷
昭和十八年七月二十日發行
出文協承認470780(初版5,000部)
停 頒價 金五圓五拾錢
編著者 北尾 龜男
發行者 荻原 四郎
    大日本飛行協會代表者
    東京都芝區田村町一丁目三番地
印刷者 渡邊丑之助
    東京都芝區愛宕町二丁目十四番地
印刷所 愛宕印刷株式會社
    東京都芝區愛宕町二丁目十四番地
    (東東一二五)
發行所 大日本飛行協會
    東京都芝區田村町一丁目三番地
    (會員番號二一六〇三五)
    電話銀座(57)五六七七(代表)
    振替口座東京五六九九番
配給元 日本出版配給株式會社
    東京都神田區淡路町二丁目九番地
https://dl.ndl.go.jp/pid/1172346/1/307
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《原 邦道》原權三郞の三男【人事興信録】(第8版 [昭和3(1928)年7月] の情報)

《原 邦道》原權三郞の三男
【人事興信録】(第8版 [昭和3(1928)年7月] の情報)

原邦道 (第8版 [昭和3(1928)年7月] の情報)
位階・勲等・功級 從五位
爵位・身分・家柄 島根縣在籍
職業 銀行檢査官、日本勸業銀行監理官
性別 男性
生年月日  明治二十三年十二月 (1890)
親名・続柄 原權三郞の三男
家族
母 カツ  文久二、六生、島根、福間泰四郞三女
妻 てる子 明三五、四生、東京、杉原宗三郞三女、
      雙葉高等女學校出身
記述部分(略伝)
君は島根縣人 原權三郞の三男にして
明治二十三年十二月を以て生る
大正五年 東京帝國大學法科大學經濟學科を卒業し
税務監督局屬となり副司税官
金融制度調査準備委員會幹事等を經て
昭和二年 銀行檢査官となり
現に日本勸業銀行監理官たり
家族は尚
亡兄 權三郞 妻カウ(明二三、四生、島根、昌子亮一妹)
同  長男  良宗(大四、三生、現戸主)の外其弟妹あり
住所・電話番号
東京市外大久保町西大久保一〇  電四谷五三六三
参照人物(親類) 杉原宗三郞、昌子亮一、※山口俊治
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《原權三郎翁墓銘》
【廻瀾余滴】昭和9年
著者    谷口為次 著
出版者   江角英一
出版年月日 昭和9
  原權三郎翁墓銘
諱  邦宗。
通稱 權三郎。
號  靜川。
八束郡忌部村。
松浦忠兵衞 季子也。

大正八年一月十六日病歿。
嘉永五年五月生。
享年六十有六。
配 福間氏。
二男一女。
長  保定。嗣家。
次  邦道。法學士。
   今爲 小倉税務署長。
女  仲子 適 于 久保田某。
https://dl.ndl.go.jp/pid/1023286/1/121
昭和九年十二月十五日印刷
昭和九年十二月二十日發行 (非賣品)
著 者 谷口 爲次
編輯兼 江角 英一
發行者 東京市世田谷區太子堂町一七五番地
編輯兼 井上  梢
發行者 廣島縣雙三郡布野村横谷一二六六番地
印刷者 吉原 良三
    東京市牛込區早稻田鶴巻町一〇七番地
〔株式會社 康文社印刷所 印刷〕
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【以久美竹】
著者    原保定 編纂
出版者   原保定
出版年月日 1913.2
大正元年十一月十六日 原 邦道 識
https://dl.ndl.go.jp/pid/1907126/1/80
大正二年二月一日印刷
大正二年二月五日發行 (非賣品)
編纂兼 原  保定
發行者 島根縣出雲國簸川郡平田町九百九十二番地
印刷所 平田報光社
    島根縣出雲國簸川郡平田町千八十番地
    振替口座大阪五七三六番
    電話二十二番
https://dl.ndl.go.jp/pid/1907126/1/81
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《松村守一邸の会見》原 邦道(大和銀行相談役)【西山弥太郎追悼集】昭和42年(1967)

《松村守一邸の会見》原 邦道(大和銀行相談役)
【西山弥太郎追悼集】昭和42年(1967)

【西山弥太郎追悼集】昭和42年(1967)
著者    西山記念事業会 編
出版者   西山記念事業会
出版年月日 1967
  松村守一邸の会見  p68-70/336
    原 邦道(はら・くにみち)
    大和銀行相談役
    明治二十三年(1890)生
    島根県出身
昭和二十五年(1950)
初秋のころと記憶しますが、
当時私は追放中で
西宮市南郷町に蟄居中でありました。

ある日、
松村守一氏から、
相談したいことがあるから
来てくれとの電話がありました。

松村守一氏は同郷の先輩で義理の叔父にあたり、
神戸高商卒業後第一銀行に就職し、
神戸支店長から川崎重工業の役員に転出して
長年川重の経営に当たった人であります。

私は魚崎の松村守一宅へまいりましたところ、
でっぷり肥った紳士が同席され、
松村守一氏は初対面の私に紹介されました。

この人が西山弥太郎さんでありました。

かねて新聞雑誌等で伝えられました
西山さんは非常な活動家で精力的であり、
実行型のたくましいお人だと思っていましたが、
実に物柔らかな、
愛嬌たっぷりで人を引きつける魅力が充満した
好紳士だというのが私の第一印象でありました。

相談というのは
川鉄千葉製鉄所に関することでしたので、
まず西山さんは一通り新製鉄所計画の輪郭と
雄大な千葉製鉄所の未来図について説明され、
ついで松村守一氏から
所要資金の調達について
相談をうけました。

その後
私はいろいろ工夫し
奔走もいたしましたが
微力のいたすところ、
ついにうまく参りませんでした。
https://dl.ndl.go.jp/pid/2975004/1/68

時が移り諸般の情勢もやや好転しました
二十八年(1953)ごろには西山構想も
クローズ・アップされ、
第一銀行も全面的に金融の裏づけを
決定されました。

また長期資金の供給を使命として発足しました
日本長期信用銀行も酒井頭取の
お指図に従って協力いたしました。

かつて神戸の松村守一邸で
西山さんとの初対面を思いだしまして、
当時の願望が実を結んだことを
喜んだ次第であります。
https://dl.ndl.go.jp/pid/2975004/1/70

昭和二十九年(1954)一月
川崎製鉄株式会社の指定商社
青山特殊鋼株式会社、
新庄鋼材株式会社、
摩耶興業株式会社は合併して
川鉄商事株式会社を設立し、
元川崎重工業株式会社
専務取締役
松村守一が社長に就任した。
西山はその創立総会に出席し、
祝辞を述べ
毛利元就の三本の矢の故事をひいて
社内の結束、
販売部門の強化を訴えた。
p313【西山弥太郎追悼集】昭和42年(1967)
〔画像〕p313【西山弥太郎追悼集】昭和42年(1967)
https://dl.ndl.go.jp/pid/2975004/1/313
西山弥太郎追悼集
■発行・責任者
 昭和四十二年八月十日
 西山記念事業会・藤本一郎
 神戸市葺合区北本町通一丁目一番地
 川崎製鉄株式会社内
■制作・印刷
 株式会社経済雑誌ダイヤモンド社
 東京都千代田区霞が関一丁目四番二
 非売品
https://dl.ndl.go.jp/pid/2975004/1/333
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blog[小野一雄のルーツ]改訂版
2012年03月02日15:35
《松村守一》松村仙造(真澄)の実弟―03
《松村守一》三男
明治17年(1884)12月13日生
昭和41年(1966)[83歳]歿
《松村 ヒサ(久子)》
明治26年(1893)3月24日生
《松村仙造》二男
明治13年(1880)7月19日生
昭和3年(1928)3月3日[48歳]歿

blog[小野一雄のルーツ]改訂版
2016年10月23日04:34
《松村守一》【人材・島根:県人名鑑】昭和13年
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《松村守一:経理》平生釟三郎と川崎造船所【企業拡大の着眼点:巨像へのマネジメント】1965

《松村守一:経理》平生釟三郎と川崎造船所
【企業拡大の着眼点:巨像へのマネジメント】1965

【企業拡大の着眼点:巨像へのマネジメント】1965
著者    小林宏 著
出版者   実業之日本社
出版年月日 1965
平生釟三郎と川崎造船所  p27-33/170
 松方幸次郎の退場
昭和三年五月二十六日、
当時川崎造船所(現在の川崎重工の前身)の
松方幸次郎社長は、
臨時株主総会において、
声涙ともにくだる悲痛な
社長辞職の挨拶を行なった。
https://dl.ndl.go.jp/pid/3016075/1/27
 ワンマン松方の夢と悲劇
https://dl.ndl.go.jp/pid/3016075/1/28
 ピンチ・ヒッター平生釟三郎
鹿島社長急死のあとをうけて、
昭和八年三月、三代目社長に就任したのは、
平生釟三郎であった。
https://dl.ndl.go.jp/pid/3016075/1/29
 再建はウィーク・ポイントの補強から
まず平生は、川崎造船所はつぎの三つの点が
致命的な欠陥であるとして、
その早急な改善対策をたてた。
三つの欠陥とは、
 一 資金操作が、へたであること
 二 営業が弱くて、へたであること
 三 工場管理が、へたであること
https://dl.ndl.go.jp/pid/3016075/1/30
さて、平生は、右のような方針をかかげて、
川崎の再建にとりかかったが、
肝心の夫子みずから、
この方面にはとんと未経験であって、
手のくだしようがない。
そこで、考えた手は、
右の三つの欠点を解決するに
ふさわしい人材を
どこかから見つけてきて、
彼らにそれをやらせることであった。

まず、
第一銀行の神戸支店長をしていた
松村守一に目をつけ、
これを引き抜いて、
会社の経理をまかせることにした。

つぎに、当時海運界にくわしく、
営業肌の鋳谷正輔(専務)に営業の全部をまかせた。

最後に、海軍機関中将で
当時この途でのホープといわれていた
吉岡保貞を引き抜いて、
これに工場管理のいっさいをまかせた。
この吉岡のコネによって、
佐世保海軍工廠から海軍少将久原福松、
大野俊彦の二人が入り、
久原が総務を担当し、
大野が労務を担当することになった。
 すなわち
  平生 経理……松村
     営業……鋳谷
     管理……吉岡…久原(総務)
           …大野(労務)
という平生内閣が誕生した。

松村は識見豊富、
おまけに第一銀行と強いつながりがある。
金の途を絶たれた川崎が生きるための命綱でもあり、
資金に弱い川崎のマネジメントの筋金でもあった。

鋳谷は小柄、悠揚。
高等教育こそうけていなかったが、
全身これ機智のかたまり、
寸言人の心をとらえる不思議な魅力の持ち主。
おまけに、海運界のうらおもてに明るく、
営業の親分として、
うってつけの人物である
(のちに四代目社長となる)。
https://dl.ndl.go.jp/pid/3016075/1/31
 ヴェテランをつかいこなした素人社長
https://dl.ndl.go.jp/pid/3016075/1/32
松方と平生のこのまったく異なったタイプの、
二人の名経営者の残した教訓を、
今さらのようにかみしめているのである。
https://dl.ndl.go.jp/pid/3016075/1/33
著者紹介 大正12年8月、鹿児島に生まれる
昭和18年、東京外語大学スペイン語科を卒業
小林 宏/ ¥470
企業拡大の着眼点 巨象のマネジメント
昭和40年5月15日 初版発行
発行者/増田 義彦
発行所/株式会社 実業之日本社
本社/東京都中央区銀座西1の3
   電話(561)5121 振替 東京326
関西支局/大阪市北区真砂町53 書協ビル内
   電話 大阪(312)4706
印刷/壮光舎印刷(本文)・小倉印刷(表紙・カヴァー)
製本/共文堂
https://dl.ndl.go.jp/pid/3016075/1/167
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【 】『国立国会図書館デジタルコレクション』
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―大阪商船、山下汽船による株式肩代りと
 川崎造船所の対応―
 柴 孝夫
本稿作成にあたっては  p32/33
帝京大学の田付茉莉子助教授に
貴重なご助言をいただいた。
また川崎重工業株式会社、
大阪商船三井船舶株式会社の
所蔵資料の閲覧には関係各位に便宜をはかっていただいた。
末尾ながら記して感謝の意を表します。
(京都産業大学)
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川崎重工業株式會社《松村守一》持株会社整理委員会等文書・議決権行使委任書:昭和22年1月

川崎重工業株式會社《松村守一》持株会社整理委員会等文書・
議決権行使委任書:昭和22年1月

乙 譲受財産 議決権 5 持株會社議決権行使委任書 1818
  川崎重工 日産重工  扶桑金属工業、日立製作所 p1/133
A04030365100-01
〔画像〕A04030365100-01

       p2/133
A04030365100-02
〔画像〕A04030365100-02

 川崎重工業 p3/133
A04030365100-03
〔画像〕A04030365100-03

昭和二十二年一月十五日 p4/133
 議決權行使委任書
    住 所 神戸市生田區明石町三十八番地
    會社名 川崎重工業株式會社
    代表者 取締役 整理部長 神馬新七郎
持株會社整理委員會
 委員長 笹山忠夫殿
一、當社ガ所有スル左記株式ノ議決權ノ行使ヲ當社ガ
  右株式ヲ所有スル間無條件デ貴會ニ委任致シマス
  ナホ復代理人ヲ選任スルコトヲ承諾シマス
       記
  議決權ノ行使ヲ委任スル株式ノ表示
 株式ノ種類         本店所在地
川崎産業株式會社    (登)明石市和坂字大坪一〇〇
            (連)明石市茶團場町
 備考 内名儀株式ハ左記六〇株
    松村守一(舊拾株)
    ―略―
川崎汽船株式會社       神戸市生田區明石町三八
 備考 内名儀株式ハ左記一六〇株
    松村守一(舊貮拾株)
    ―略―
A04030365100-04
〔画像〕A04030365100-04

 株式ノ種類         本店所在地 p5/133
川崎車輌株式會社       神戸市兵庫區和田山通一ノ六
 備考 六拾萬株中三九九、九二〇株ハ
    帝銀(神戸)ニ第一回社債物上擔保トシテ差入
    舊八〇株中
    名儀株式ハ左記七〇株
    松村守一(三株)
    ―略―
川崎造機株式會社       大阪府中河内郡龍華町大字太子堂二八
 備考 内名儀株式ハ左記七〇株
    ―略―
報國コバルト鑛業株式會社   神戸市生田區明石町三八
 備考 内名儀株式ハ左記二、五〇〇株
    松村守一(壹百株)
    ―略―
株式會社 川崎電機工作所   兵庫縣武庫郡本山村北畑字味泥一〇八ノ一
 備考 内名儀株式ハ左記六株
    ―略―
川崎爐材株式會社       神戸市葺合區小野柄通八丁目二三
 備考 内名儀株式ハ左記一四〇株
    ―略―
株式會社 川崎藤井寺製作所  大阪府南河内郡藤井寺町字小山九一〇
 備考 内名儀株式ハ左記六〇株
    ―略―
曾根窯業株式會社       兵庫縣印南郡伊保村中筋八九三
A04030365100-05
〔画像〕A04030365100-05

 株式ノ種類         本店所在地 p6/133
株式會社 川崎四日市製作所  三重縣四日市市濱田四二〇三
 備考 内名儀株式ハ左記八〇株
    ―略―
トーアホテル株式會社  (登)神戸市生田區北野町四丁目一二五
            (連)神戸市生田區明石町三八
               川崎重工業株式會社内
 備考 内名儀株式ハ左記一〇株
    ―略―
電熔鋼業株式會社       大阪市北區眞砂町二四
 備考 内名儀株式ハ左記二〇〇株
    ―略―
神東運輸株式會社       神戸市葺合區吾妻通一丁目二〇ノ四

神港ビルデイング株式會社(登)神戸市生田區海岸通八
            (連)神戸市生田區榮町通三丁目一八
 備考 内名儀株式ハ左記四株
    松村守一(壹株)
    ―略―
株式會社 新東京ホテル (登)東京都神田區錦町三丁目一三
            (連)東京都京橋區寶町二丁目六 集成ビル内

株式會社 園池製作所     東京都品川區東大崎一丁目八五五
 備考 内名儀株式ハ左記一、〇〇〇株
    ―略―
日本カーボン株式會社     横濱市神奈川區新浦島町一丁目一

デーゼル自動車株式會社    川崎市大師河原下殿町五九三一
A04030365100-06
〔画像〕A04030365100-06

 株式ノ種類         本店所在地 p7/133
中央ゴム工業株式會社     神戸市葺合區筒井町一丁目二〇
日興工業株式會社       大阪市城東區蒲生町三丁目八二七
黑崎窯業株式會社       八幡市大字藤田
船舶無線電信電話株式會社   東京都麻布區飯倉遞信院町
オリエンタルホテル株式會社  神戸市生田區北野町四ノ一二五
岩手工業株式會社       盛岡市仙北町西浦地一ノ一
日本船用品統制株式會社    東京都日本橋區人形町一丁目一ノ一
日本製鐵株式會社       東京都麴町區丸ノ内二丁目二〇一

安川電機製作所        八幡市藤田二三四六
富士電機製造株式會社     川崎市田邊新田一
大阪瓦斯株式會社       大阪市東區平野町五丁目一
大日本航空株式會社      東京都本郷區元町二丁目三七
日本木材株式會社       東京都下谷區上野廣小路 松阪屋七階
爐材統制株式會社       東京都日本橋區堀留町一丁目八
株式會社 帝國銀行      東京都麴町區丸ノ内一丁目一
北支那開發株式會社      山梨縣東山梨郡塩山町
西舶金物株式會社       大阪市南區西淸水町八 御堂筋ビル内
A04030365100-07
〔画像〕A04030365100-07

 株式ノ種類         本店所在地 p8/133
岩手鑛山機械株式會社     盛岡市上田中堰六一

株式會社 神戸社印刷社 (登)神戸市神戸區三宮町一丁目二八
            (連)神戸市生田區明石町三八
               川崎重工業株式會社内
 備考 内名儀株式ハ左記三、五〇〇株
    ―略―

 一、本店所在地欄中(登)ハ登記面住所ニシテ
   (連)ハ通信連絡先ヲ略稱ス
參 考
 一、本表中トーアホテル株式會社、株式會社川崎四日市製作所、
   神東運輸株式會社、日本カーボン株式會社ノ各全株式ハ
   目下大藏省宛制限令ニ依ル株式譲渡許可申請中
 二、本表中左記株式ハ戰時補償特別税ノ物納物件トシテ
   目下税務當局宛 申請中(但差当数量未定)
           記
   川崎産業舊株式、報國コバルト鑛業株式、中央ゴム工業株式、
   曾根窯業株式、富士電機製造株式、デーゼル自動車舊株式、
   日本製鐵株式
A04030365100-08
〔画像〕A04030365100-08

昭和二十三年六月二十五日 p9/133
 議決權行使委任の解除に關する件
    住 所 神戸市生田區明石町三十八番地
    會社名 川崎重工業株式會社
    代表者 取締役 整理部長 神馬新七郎
持株會社整理委員會
 委員長 笹山忠夫殿
昭和二十二年一月十五日附を以て
當社が貴會に議決權行使の委任を致しました
株式會社川崎四日市製作所參千株は
昭和二十三年五月十四日を以て
同社從業員等に譲渡の御認可を得、
六月五日當該株式の名義書換を完了いたしました
茲に右株式の議決權行使委任の解除を致します
A04030365100-09
〔画像〕A04030365100-09
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
レファレンスコード A04030365100
件名 持株会社整理委員会等文書・議決権行使委任書
   国立公文書館 内閣 持株会社整理委員会
   有価証券処分回議書2
   持株会社整理委員会等文書・議決権行使委任書
【 画像数 】133
作成年月日 昭和22年1月15日
作成者   川崎重工業株式会社取..
組織歴   内閣//川崎重工業株...
『国立公文書館・アジア歴史資料センター』
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
ぴゅあ☆ぴゅあ1949
2012年02月24日
財閥所有株はどう処分されたか(1)

ぴゅあ☆ぴゅあ1949
2012年12月24日
財閥所有株はどう処分されたか(2)
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《松村守一》川崎汽船株式會社等・議決權行使委任書:議決権行使委任書綴・川崎重工業:昭和21年12月

《松村守一》川崎汽船株式會社等・議決權行使委任書:
議決権行使委任書綴・川崎重工業:昭和21年12月24日

乙 五六七 議決權 18 p1/140
A04030497400-001
〔画像〕A04030497400-001

  議決權行使委任書 綴 p2/140
一、川崎重工業
二、川崎汽船 仝訂正願
三、川崎産業

四、
五、大東運輸
六、原商事
七、
A04030497400-002
〔画像〕A04030497400-002

八、    p3/140
  ―略―
A04030497400-003
〔画像〕A04030497400-003

  昭和廿一年十二月二十四日 p4/140
    議決權行使委任書
       住 所 兵庫縣神戸市生田區明石町三十八番地
       會社名 川崎汽船株式會社
       代表者 專務取締役社長 鑄谷正輔
持株會社整理委員會
委員長 笹山忠夫殿
一、昭和二十一年勅令第五六七號ノ規定ニヨリ
  當社ガ所有スル次號記載ノ株式ノ議決權ノ行使ヲ
  當社ガ右株式ヲ處分スル迄ノ期間
  無條件ニテ貴會ニ委任致シマス
  尚復代理人ヲ選任スルコトヲ承諾シマス
二、議決權ノ行使ヲ委任スル株式ノ表示及ヒソノ發行會社ノ本店ノ所在地
  ―略―  p4/140
A04030497400-004
〔画像〕A04030497400-004

  ―略―  p5/140
A04030497400-005
〔画像〕A04030497400-005

三、當社ハ指定會社デアル p6/140
A04030497400-006
〔画像〕A04030497400-006

  昭和二十一年二月二十日 p52/140
    議決權行使委任書
       住所 兵庫縣武庫郡魚崎町横屋一五八
       氏名 松村守一
持株會社整理委員會
委員長 笹山忠夫殿
一、昭和二十二年勅令第四十八號ノ規定ニヨリ
  私ノ所有ニ依ル次號記載ノ株式ノ議決權ノ行使ヲ
  右株式ガ處分セラルル迄ノ期間無條件ニテ貴會ニ委任致シマス
二、議決權ノ行使ヲ委任スル株式ノ表示及ソノ發行會社ノ本店ノ所在地
    別紙ノ通リ
三、私ニ株式ヲ所有セシメアル會社ノ名稱及其ノ本店ノ所在地並ニ
  ソノ會社ガ指定會社、從屬會社又ハ關係會社ノ何レニ該當スルカノ別
    會 社 名    川崎汽船株式會社
    本店ノ所在地   神戸市生田區明石町三八番地
    指定會社從屬會  指定會社
    社關係會社ノ別
川崎汽船會社ト私トノ間ニ存スル契約ノ要旨
    特約無シ
A04030497400-052
〔画像〕A04030497400-052

別 紙 p53/140
 株式ノ種類       数 量  本店ノ所在地
五洋商船株式會社株式   二〇〇  神戸市生田区明石町三八
川崎重工業株式會社株式  二〇〇  同 右
川崎近海機船株式會社株式  二〇  函館市末廣町一七
A04030497400-053
〔画像〕A04030497400-053

  昭和二十二年二月二十八日 p78/140
    議決權行使委任書
       住所 兵庫縣武庫郡魚崎町横屋一五八ノ一
       氏名 松村守一
持株會社整理委員會
委員長 笹山忠夫殿
一、昭和二十一年勅令第五六七號ノ規定ニヨリ
  私ガ所有スル次號記載ノ株式ノ議決權ノ行使ヲ
  私ガ右株式ヲ處分スル迄ノ期間無條件ニテ貴會ニ委任致シマス
二、議決權ノ行使ヲ委任スル株式ノ表示及ビソノ發行會社ノ本店ノ所在地
  株式ノ種類  第二川崎航空機工業株式會社株式
  数 量    一〇〇株
  本店所在地  愛知縣一ノ宮市八幡通五丁目一ノ二
三、私ニ株式ヲ所有セシメテイル會社ノ名称及ソノ本店所在地並ニ
  ソノ會社ガ指定會社、從属會社又ハ關係會社ノイヅレカニ該當スルカノ別
  川崎産業株式會社 明石市和坂字大坪百番地 指定會社
四、前號ノ會社ト私トノ間ニ於テ第二號ノ株式ニツキ存スル契約ノ要旨
  特別ナル契約ナシ
A04030497400-078
〔画像〕A04030497400-078

  昭和貮拾壹年拾貮月貮拾四日 p100/140
    議決權行使委任書
       住所 兵庫縣武庫郡魚崎町横屋一五八ノ一
       氏名 松村守一
持株會社整理委員會
委員長 笹山忠夫殿
一、昭和貮拾壹年勅令第五百六拾七號ノ規定ニヨリ
  私ガ所有スル次號記載ノ株式ノ議決權ノ行使ヲ
  私ガ所有スル間無條件デ貴會ニ委任致シマス
二、議決權ノ行使ヲ委任スル株式ノ表示及ビソノ發行會社ノ本店ノ所在地
  株式ノ種類  五洋水産株式會社株式
  数 量    二〇〇株
  本店所在地  神戸市生田區明石町參拾八番表
三、私ニ株式ヲ所有セシメテイル會社ノ名稱及ビソノ本店ノ所在地並ヒニ
  ソノ會社ガ指定會社、從屬會社又ハ關係會社ノイヅレカニ該當スルカノ別
  興國汽船株式會社 神戸市生田區明石町參拾八番地 從屬會社
四、前條ノ會社ト私トノ間ニ於テ第二號ノ株式ニツキ有スル契約ノ要旨
  一、株式代金ハ興國汽船株式會社ヨリ支出シタルモノナルコト
  一、利益配當金ハ興國汽船株式會社ノ収メ受スベキモノナルコト
  一、株式處分ハ興國汽船株式會社ノ任意タルベキコトニ委任ノコト
A04030497400-100
〔画像〕A04030497400-100
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レファレンスコード A04030497400
件名 持株会社整理委員会等文書・議決権行使委任書綴・川崎重工業
   国立公文書館 内閣 持株会社整理委員会
   有価証券処分回議書2
   持株会社整理委員会等文書・議決権行使委任書綴・川崎重工業
【 画像数 】140
作成年月日 昭和21年12月24日
組織歴   内閣
『国立公文書館・アジア歴史資料センター』
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ぴゅあ☆ぴゅあ1949
2012年02月24日
財閥所有株はどう処分されたか(1)

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2012年12月24日
財閥所有株はどう処分されたか(2)
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《松村守一》川崎造船所 取締役【川崎造船所四十年史】昭和11年

《松村守一》川崎造船所 取締役【川崎造船所四十年史】昭和11年

【川崎造船所四十年史】昭和11年
昭和九年十一月十九日
伏見宮博恭王殿下當社艦船工場に御台臨あらせらる
※左から三人目 松村守一
【川崎造船所四十年史】p7
〔画像〕【川崎造船所四十年史】p7

  重 役 p10/209
 株式會社 川崎造船所
取締役會長 社長 鑄谷正輔
專務取締役    川崎芳熊
專務取締役    吉岡保貞
取締役   男爵 岩倉道倶
取締役      三輪小十郎
取締役      皆川多三郎
取締役      松村守一
取締役      植村 寅
監査役      岩崎恒二郎
監査役      寺田甚吉
監査役      坂田幹太
相談役   子爵 大久保 立
相談役   男爵 郷 誠之助
相談役      井出謙治

 川崎車輛株式會社
專務取締役 社長 鑄谷正輔
專務取締役    下田文吾
取締役      川崎芳熊
監査役      松村守一

 川崎汽船株式會社
專務取締役 社長 鑄谷正輔
專務取締役    大久保賢治郎
取締役      川崎芳熊
監査役      松村守一
【川崎造船所四十年史】p12
創立者 故 川崎正藏翁
〔画像〕【川崎造船所四十年史】p12

初代社長 松方幸次郎氏
元 副社長 故 男爵 川崎芳太郎氏
元 社 長 故 鹿島房次郎氏
【川崎造船所四十年史】p13
〔画像〕【川崎造船所四十年史】p13

前 取締役會長 前 社長 文部大臣 平生釟三郎閣下
取締役會長 社長 鑄谷正輔氏
【川崎造船所四十年史】p14
〔画像〕【川崎造船所四十年史】p14

專務取締役  川崎芳熊氏
專務取締役  吉岡保貞氏
取締役    松村守一氏
取締役 男爵 岩倉道倶氏
取締役    三輪小十郎氏
取締役    皆川多三郎氏
【川崎造船所四十年史】p15
〔画像〕【川崎造船所四十年史】p15

取締役    植村 寅氏
監査役    岩崎恒二郎氏
監査役    寺田甚吉氏
監査役    坂田幹太氏
川崎車輛株式會社 專務取締役 下田文吾氏
川崎汽船株式會社 專務取締役 大久保賢治郎氏
【川崎造船所四十年史】p16
〔画像〕【川崎造船所四十年史】p16

 一、各期末に於ける重役一覽表 p199/209

 昭和八年六月二十九日     p201/209
松村守一、長崎英造の兩氏 取締役就任

昭和十一年十月三十一日印刷
昭和十一年十一月五日發行
川崎造船所四十年史
非賣品
編著者 株式會社川崎造船所内
    阿部市助
發行所 神戸市港東區東川崎町二丁目十四番地
    株式會社 川崎造船所
印刷者 神戸市神戸區加納町五丁目
    服部ビル二十四號(電話三宮四二六六)
    日本印刷社
    中村陽春
印刷所 大阪市西區阿波座中通二丁目四番地
    日本印刷社
【 】『国立国会図書館デジタルコレクション』
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blog[小野一雄のルーツ]改訂版
2012年03月02日 15:35 ◆松村守一 松村 ヒサ(久子)
《松村守一》松村仙造(真澄)の実弟―03
blog[小野一雄のルーツ]改訂版
2016年10月23日 04:34 ◆松村守一 松村 ヒサ(久子)
《松村守一》【人材・島根:県人名鑑】昭和13年
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[川崎造船所 専務取締役 松村守一]【興亜日本の事業家】昭和14年

[川崎造船所 専務取締役 松村守一]
【興亜日本の事業家】昭和14年

【興亜日本の事業家】昭和14年
本邦造船界一方の雄 p23/98
株式會社  川崎造船所
專務取締役 松村守一氏

川崎造船、川崎汽船、川崎車輌
その他の重役として、
天性非凡の經營的才腕をふるひ、
時局産業界の花形として、
多大の貢献をなしつゝある
松村守一氏は、
島根縣の人
松村康重氏の三男にして、
明治四十年の神戸高商出身である。

第一銀行にはいつた氏は、
漸次に頭角をあらはして重用せられ、
神戸副支配人から各支店支配人に榮進
その卓越した金融手腕を謳はれたものであるが、
のち、當社に移り頭書の如く、
確固不動の地位を築くに至つたのである。

當社は、明治二十九年(1896)十月、
二百萬圓の資本を以て創立せられた
本邦造船界の古豪にして、
明治三十五年(1902)四百萬圓に、
明治三十九年(1906)一千萬圓に
大正五年(1916)二千萬圓に、
大正八年(1919)四千五百萬圓に、
大正十年九千萬圓にと
增資に次ぐ增資を以てして、
發展向上の一途を辿つて來たのであるが、
のち、悲境に沈淪することあり、

昭和七年(1932)十一月、
五株を一株に合併して、
一千八百萬圓に減資して普通株とした。

昭和八年(1933)一月、
六千二百萬圓を優先株として增資し、
八千萬圓の尨大なる資本のもとに、
着々業績をあげ、
その造船臺數七臺、
造船能力十五萬噸に達し、

又製鈑工場の能力は、
厚鈑十五萬瓲、
薄鈑二十萬瓲、
鑄鋼及鐡一萬五千瓲、
鋼塊三萬瓲、
鍛鋼一萬瓲、
鋼板用平鋼二十五萬瓲、
同製鋼四十五萬瓲に上る規模を
誇つてゐるのである。
(以上何れも事變直前の
 昭和十二年(1937)五月現在能力)

時局以來、當社艦船工場は、
軍需用は勿論のこと、
民間船舶をも含めて
文字通りの大繁忙を極めてをり、

またその子會社たる
川崎航空機の大躍進を遂げて、
兩々相俟つて時局に多大の貢献を
なしつゝあるのである。

而して、事業の興廢は、
もとより時の力によること大であるが、
また、これを運營する
いはゆる經營者の才腕如何によること大である。

當社が、この時局に際して、
かくも目醒ましい活躍をなし、
時局の要求に缺くるところ
なからしめつゝあるのは、
一に經營の重衝に當る
重役諸公の傑れた手腕によるのである。

わが松村專務の經營手腕の卓越したることについては、
世上に定評があり、
こゝに繰り返していふまでもないが、
その胸中には烈々たる愛國の熱情が燃えてゐるのであり、
當社の社是たる造船報國の赤誠のもとに、
只管業務の發展向上につとめてゐるのである。

氏は人となり圓滿にして重厚、
敎養のきはめて高き人格者である。

財界の某巨頭は、氏を評して、
「商才士魂の典型的事業家である」
といつたといふが、まさに適評である。

これはもとより
天性の才質の傑れたるによるもので
あることはいふまでもないが、
玉も磨かざれば光りを放たざるが如く、
この天稟の才質が、
かく迄に發揮されるに至つたのは、
一に、氏の不斷の努力修養のたまものに
ほかならないのである。

氏は、後身の指導誘掖と
いふことについても
一家の見識を持ち、
有用の人材と見れば、
ことが眞價を發揚せしめる爲に
如何なる助力をも惜しまないが、
彼らを導くにあたつても
つねに努力修養の必要なるを説き、
いたづらに他力依存に陥ることを
いましめてゐる。

氏にしてこの言あり
まことに味ひ深き言である。
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1278794/23
昭和十四年二月二十三日印刷
昭和十四年二月二十六日發行
定價 五圓
編纂兼發行人 中村睦男
       東京市日本橋區茅場町二ノ十三
印刷人    濱野東峯
       東京市澁谷區代々木初臺町五四二
印刷所    濱野印刷所
       東京市澁谷區代々木初臺町五四二
發行所    中央經濟情報社
       東京市日本橋區茅場町二ノ十三
       電話 茅場町(66)
          一四四三番 一四四四番 一六九七番
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1278794/95

【 】『国立国会図書館デジタルコレクション』

《松村守一》[川崎重工業株式會社:専務]【ポケツト会社職員録】昭和18年

《松村守一》[川崎重工業株式會社:専務]
【ポケツト会社職員録. 昭和18年版(第8回)】

【ポケツト会社職員録. 昭和18年版(第8回)】
[川崎汽船株式會社] p203/642
    神戸市神戸區海岸通八番
    電話 三宮3333-9
監査役 松村守一 明治17年 島根
    明治40年(1907) 神高商・昭和8年(1933)入
    兵庫縣魚崎町横屋158ノ1
    電話 御影3209
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1142529/203
[靜狩金山株式會社] p267/642
    大阪市東區北濱五ノ22
    電話 北濱206
監査役 松村守一 明治17年 島根
    明治40年(1907) 神高商
    神戸市神戸區中山手通92
    電話 元町3478
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1142529/267
[川崎重工業株式會社] p311/642
    神戸市湊東區東川崎町ニノ14
    電話 兵庫3880
専務  松村守一
    兵庫縣武庫郡魚崎横屋158
    電話 御影3209
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1142529/311
[川崎航空機工業株式會社] p342/642
    明石市和坂字大坪100
    電話 明石1230-9
監査役 松村守一 明治17年(1884) 島根
    明治40年(1907) 神高商・昭和8年(1933)入
    神戸市神戸區中山手通南ノ92
    電話 元町3478
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1142529/342
昭和十七年十一月廿五日印刷
昭和十七年十一月三十日發行
停   定價 三圓六十錢
著作兼發行人 石山皆男
       東京市麹町區霞ケ關三ノ三
印刷人    神尾福太郎
       東京市麹町區霞ケ關三ノ三
發行所    ダイヤモンド社
       東京市麹町區霞ケ關三ノ三
       電話 銀座四一五五~九
       振替 東京二五九七六
  大阪支局 北區中之島三・朝日ビル
       電話 北濱五七八八
       振替 大阪五九八〇
日本出版文化協會會員番號一一六五一〇號
配給元    日本出版配給會社
       東京市神田區淡路町二ノ九
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1142529/641

【 】『国立国会図書館デジタルコレクション』

《松村守一》【大衆人事録. 第12版 近畿・中国・四国・九州篇】昭和13年

《松村守一》
【大衆人事録. 第12版 近畿・中国・四国・九州篇】昭和13年

【大衆人事録. 第12版 近畿・中国・四国・九州篇】
昭和13年5月1日発行
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1207487/878

《松村守一》 p606/883
川崎造船所(株)取締 兼 経理部長
川崎汽船 (株)監査
川崎車輌 (株)監査
静狩金山 (株)監査
(税)一四九八
神戸区中山手通七ノ九二
電話 元町 三四七八
〔閲歴〕島根県 康重 三男
    島根県簸川郡直江村に生る
    明治四十年 神戸高商 卒業
    第一銀行に入り
    神戸支店 副支配人
    門司 釜山 下関 函館 神戸
    各支店 支配人等歴職す
    宗教 日蓮宗
    趣味 碁 角力 柔道
〔家庭〕妻  ヒサ(明治二六年)
       宮崎県 佐田家年 妹 ※佐田家年:別稿に記載
       宮崎県立高女卒
    長男 正一(大正六年)
       神戸商大在
    長女 孝子(大正三年)
       神戸高女卒
    三男 守夫(大正八年)
    四男 勇一(大正一二年)
    二女 禎子(大正一四年)
    五男 健一(昭和三年) 
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1207487/606

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