日本鉄道株式会社

《日本鐵道會社社長 小野義眞》第五回鐵道懇話會を芝紅葉館に開き【交通 (118)】1895-11

【交通 (118)】1895-11
出版者   交通雑誌社
      交通学館
出版年月日 1895-11
  ◎鐵道懇話會
本月八日 ※明治28年(1895)11月8日
第五回鐵道懇話會を芝紅葉館に開きたるが
來會者百十三名 ※百十三名⇒二十三名
幹事日本鐵道會社長小野義眞氏は
先づ一場の挨拶を了へ
夫れより左の議事に移れり
(第一)~(第四)
   ―略―
松本重太郎(阪堺)  小林 信近(伊豫)
渡邊 洪基(兩毛)  牛場 卓藏(山陽)
景山甚右衞門(讃岐) 浮田 桂藏(大阪)
白石 直治(關西)  三浦 泰輔(甲武)
高橋 新吉(九州)  小山 政二(筑豐)
井上角五郎(炭鑛)  原  六郎(總武)
渡邊 喜一(參宮)  桑原  政(豐州)
菅原 恒鬻(川越)  中塚 彌平(攝津)
今村 勤三(奈良)  牟田口元學(播但)
中西  保(南和)  小澤 武雄(房總)
伊達 健夫(南豫)  福井 精三(浪速)
尾立 太郎(日本)

右にて會議を終り
委員諸氏は別席に於て委員會を開き
調査の結果を本會に報告せり、
午後六時會議を閉ぢて
晩餐會を開きたるが
北白川宮殿下薨去のため
餘興會等は一切見合わせ
萬端質素を旨としたりといふ
p19-鐵道懇話會【交通 (118)】1895-11
〔画像〕p19-鐵道懇話會【交通 (118)】1895-11
https://dl.ndl.go.jp/pid/1539133/1/19
明治二十八年十一月三十日印刷
明治二十八年十一月三十日發行
發行兼印刷人 丸山寛一郎
編輯人    宮本森之助
發行所    交通雜誌社
    東京府南豐島郡上戸塚村七拾六番地
發賣所    交通學館
    東京市京橋區三十間堀一丁目六番地
賣捌所 三省堂。東海堂。東京堂
    其他各府縣特約店
https://dl.ndl.go.jp/pid/1539133/1/28
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《小野義眞》三菱を代表して日本鐵道の副社長【財界人物我観】福沢桃介著 昭和5年

《小野義眞》三菱を代表して日本鐵道の副社長
【財界人物我観】福沢桃介著 昭和5年

【財界人物我観】福沢桃介著 昭和5年
 斯樣に三菱は、船で儲け石炭で儲け、
其他鐵道造船銀行で儲けて、
今日の巨富を作つたのだが、
錦上更に華を添へたのは、
岩崎の配下から多數の大人物を算出したことである。
事業はいくらでもある、
それに要する金はいくらでも出來る。
けれども人物はそう手取り早く出來るものではない。
事業の成功は一に人物、二に人物、三に人物といふ見地から、
岩崎が盛に人材を養成したからだ。
即ち、最初彼の麾下に馳せ參じた者は、
石川七財、川田小一郎の兩人であつた。
續いて莊田平五郎、
小野義眞、吉川泰次郎、近藤廉平、朝吹英二、
山脇正勝、二ツ橋元長、内田耕作、淺田正文、
末延道成、加藤高明といふ何れも一騎當千の面々だ。
 -略-
 岩崎は日本一の大富豪となり、
川田は日本銀行總裁として權威を恣にしたが、
獨り石川七財は不幸にも
明治十五年『コレラ』に罹つて頓死した。
爲めに生前榮冠を戴くことが出來なかつた。
けれども天は公平なもので、
その娘田鶴は末延道成に嫁し、
末延の財産は別として
その私産一千萬圓以上といはれてゐる。
女として、恐らく日本一の大金持だらう。
石川も亦地下に冥すべきか。
それから日本鐵道では、
三菱が十五銀行の華族の仲間に續いての大株主で、
小野義眞が三菱を代表して
日本鐵道の副社長になつたことがある。 ※下記:社長
昭和五年二月六日印刷
昭和五年三月一日發行
著作者 福澤 桃介
發行者 石山 賢吉
    東京市麴町區内幸町二丁目三番地
印刷者 脇坂 虎雄
    東京市麴町區内幸町二丁目三番地
印刷所 ダイヤモンド社
    東京市麴町區内幸町二丁目三番地
發行所 ダイヤモンド社
    東京市麴町區内幸町二丁目三番地
    振替口座東京二五九七六
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blog[小野一雄のルーツ]改訂版
2012年03月08日
社長 小野義真[日本鉄道株式会社]【日本諸会社登記録】明治27年
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従業員ノ罷業等諸事件アリテ社長小野義真以下・・・

従業員ノ罷業等諸事件アリテ社長小野義真以下・・・

『渋沢栄一伝記資料』第8巻 目次詳細
第2款 日本鉄道株式会社
明治17年10月24日(1884年)
是ヨリ先、明治十四年十一月日本鉄道会社創立セラレ、
栄一当初之ニ関係セザリシモ、
是日臨時株主総会ニ於テ理事委員ニ選バル。 【p.557-581】

明治31年4月6日(1898年)
是ヨリ先、同会社ニ於テ職員ノ公金私消、
定款改正認可申請ノ却下及
従業員ノ罷業等諸事件アリテ社長小野義真以下
理事委員検査委員一同其責ヲ負ヒテ辞任ス。
是日臨時株主総会開催サレ委員ノ補欠選挙ヲ為ス。
栄一議長ニ推サレタルガ、
株主中ニ改革派アリテ遂ニ投票ニ依リテ決ス。
栄一再ビ理事委員ニ当選ス。 【p.581-590】
http://www.shibusawa.or.jp/SH/denki/08.html

『渋沢栄一伝記資料』第13巻 目次詳細
第4款 印旛沼開鑿事業
明治21年11月2日(1888年)
是日予テ印旛沼開鑿事業ニ専心セル織田完之、栄一ヲ訪ネ、
同事業ノ創意ヨリ今日ニ至ル経過ヲ詳述ス。
栄一大ニ之ヲ賛成シ、織田等ノ組織セル大明会姓名録ニ署名調印シテ之ニ加盟ス。                              【p.84-121】

明治21年12月7日(1888年)
是日栄一、小野義真・高島嘉右衛門・金原明善・織田完之等ト浜町ノ常盤屋ニ会シ、
印旛沼開鑿事業ヲ議ス。
後、栄一ハ今一層水利ノ全体ヲ慥メルタメ、
内務省ノ蘭工師デレーキノ正確ナル調査ヲ得テ後計画ヲ進ムベシト説キ、
一同ソノ言ニ従フ。
尋イデ十二月二十五日栄一、内務次官芳川顕正ニ面会シ、
印旛沼開鑿ノタメデレーキノ派遣ヲ請ヒ
翌二十二年三月二十五日デレーキハ内務省ヨリ千葉県下ニ出張ヲ命ゼラレ、
該地方ヲ巡見、同月三十日帰京ノ上、報告書ヲ提出ス。
六月九日ニ至リ訳文「印旛運河計画報告」成ル。 【p.121-154】

明治22年8月20日(1889年)
是日栄一、奈良原繁・高島嘉右衛門・小野義真・金原明善・織田完之・鈴木安武ト
神田開花楼ニ会シ、印旛沼開鑿事業ヲ議シ、
予算書ノ作成及ビ印旛沼・手賀沼拝借願ニ連署ノ件ヲ決シ、
尋イデ二十七日右願書ニ栄一等ノ調印ヲ了リ、千葉県庁ニ提出ス。 【p.154-164】
http://www.shibusawa.or.jp/SH/denki/13.html

『渋沢栄一伝記資料』第28巻 目次詳細
第2節 祝賀会・歓迎会・送別会
第1款 憲法発布祝賀夜会
明治22年3月11日(1889年)
是年二月十一日憲法発布セラル。
栄一、川田小一郎・森岡昌純・西村虎四郎・小野義真等ト相謀リテ、
是日ソノ祝賀夜会ヲ鹿鳴館ニ開催ス。
栄一発起人ヲ代表シテ祝辞ヲ述ブ。 【p.556-624】
http://www.shibusawa.or.jp/SH/denki/28.html

社長 小野義真[日本鉄道株式会社]【日本諸会社登記録】明治27年

社長 小野義真[日本鉄道株式会社]【日本諸会社登記録】明治27年

【日本諸会社登記録】第1巻
三井銀行 総長 従五位 三井高保氏 題字
三井物産合名会社 役員 佐藤長四郎 編
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/803755/1
[日本鉄道株式会社]   p18-19/171
営業所         東京市下谷区山下町二番地
会社ノ種類及本支店    株式会社本店
会社ノ目的        鉄道運輸営業
会社設立免許ノ年月日   明治十四年十一月十一日
会社開業ノ年月日     明治十六年七月二十八日
資本総額          金 参千萬圓
株式ノ総数       六拾萬株
壱株ノ金額       金 五拾圓
払込金額          旧四拾萬株ニ対シ五拾圓
              新弐拾萬株ニ対シ未済
取締役ノ住所氏名
社 長  小野義真  東京府北豊島郡南千住町元地方橋場千三百八十番地
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/803755/18
副社長  毛利重輔  東京市下谷区竹町二十八番地
検査委員 二橋元長  東京府南葛飾郡隅田村堤外新地元隅田
検査委員 林 賢徳  東京市麻布区東町二十八番地
検査委員 大田黒惟信 東京市下谷区中根岸町七十二番地
理事委員 池田章政  東京府荏原郡大崎村大崎八十九番地
理事委員 柏村 信  東京市芝区白銀臺町二丁目五十二番地
理事委員 肥田昭作  東京市神田区今川小路二丁目九番地
理事委員 澁澤榮一  東京市日本橋区兜町二番地
理事委員 清田 直  東京市日本橋区濱町二丁目十二番地
理事委員 山本直成  東京市麹町区紀尾井町三番地
理事委員 草野政信  東京市麻布区飯倉片町二十四番地
以上十二名
(明治二十六年十月二十五日株式会社第拾壱号登記)
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/803755/19
明治27年7月16日印刷
明治27年7月19日発行
(定価六十五銭)
編纂兼発行者 佐藤長四郎  東京市京橋区新富町七丁目三番地
印刷人    斉藤章達   東京市日本橋区兜町二番地 東京製紙分社
印刷所    東京製紙分社 東京市日本橋区兜町二番地
発売所    有斐閣    東京市神田区一ツ橋通
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/803755/166
1-小野義真:[日本鉄道株式会社]【日本諸会社登記録】
2-小野義真:[日本鉄道株式会社]【日本諸会社登記録】

【 】『国立国会図書館デジタルコレクション』
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金 五千圓 兼首唱発起人 創立委員 故小野義眞遺族 小野十三郎

金 五千圓 兼首唱発起人 創立委員 故小野義眞遺族 小野十三郎

【解散慰労金分配顛末報告書】日本鉄道株式会社 清算事務所
〔出版地不明〕:日本鉄道清算事務所,〔1907〕
1-【解散慰労金分配顛末報告書】日本鉄道株式会社

大正十五年一月九日 華族会館京都分館ヨリ寄贈 p2/158
(別冊)
解散慰労金 特別手当金 明細表
解散慰労金調
金 参百八拾萬圓 総額
内訳
3-【解散慰労金分配顛末報告書】日本鉄道株式会社
4-【解散慰労金分配顛末報告書】日本鉄道株式会社
解散慰労金 p13-14/158
首唱発起人 計 金 七萬六千五百圓
創立委員  計 金     弐千圓
旧重役   計 金 拾壱萬九千壱壱百圓
現重役   計 金 四拾六萬弐千圓
旧重役
金 五千圓 兼首唱発起人 創立委員 故小野義眞遺族 小野十三郎 p13/158
5-【解散慰労金分配顛末報告書】日本鉄道株式会社
6-【解散慰労金分配顛末報告書】日本鉄道株式会社

【 】『国立国会図書館・近代デジタルライブラリー』より
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