[小野梓生誕一五〇周年事業記録集]平成15年(2003) ③
<「小野梓展」オープニングセレモニー>
小野雄二様ご挨拶
ただいまご紹介いただきました小野と申します。
本来なら私の兄の一雄がご挨拶申し上げるところでございますが、
都合がありまして次男の雄二がご挨拶させて頂きます。
このたび小野梓一五〇周年の記念行事に参加させて頂きまして
誠にありがとうございました。
小野梓につきましては私の祖母、安から少しは伝え聞いております。
どんな生活をしていたのか、
こんなところでご披露するのは難なのですが、
トイレの中に書架がありまして、
その中でも常に勉強していたということなどを聞いております。
その他書物において私も知っておりますが、
先ほどお話がありましたが、
三三年一〇ヵ月という短い間でこれだけの業績を残したということに
驚くとともに私自身、身の引き締まる思いがいたします。
思い返しますと確か早稲田大学創立九〇周年の年
(一九七二(昭和四七)年)
宿毛の清宝寺におきまして小野梓の八七回忌法要ならびに
(東福寺山墓地にある東洋小野梓之墓の)除幕式に
お招きいただいたことを覚えております。
当時は村井総長はじめ多くの早稲田大学関係者の方に
ご出席いただいたことを今でも鮮明に覚えております。
また今日は一五〇周年というこういう場に家族ともども
ご招待いただきまして本当に感謝しております。
それも、奥島総長はじめ
早稲田大学の関係者の皆様のお陰だと深く感謝しております。
本当に今日はありがとうございました。
[小野梓生誕一五〇周年事業記録集]
早稲田大学編
2003年2月20日発行
編 集:小野梓生誕150周年記念事業企画委員会
発 行:早稲田大学
撮影・協力:齋藤 博 荒斎 良
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