丹波マーケス[丹波地域開発(株)]への貸付料を
75%も減額する破格の優遇措置:
京丹波民報No.62 2023.4.30
京丹波民報 No.62 2023.4.30
日本共産党 口丹地区委員会
京丹波町議員団
〔画像〕p1-京丹波民報 No.62 2023.4.30
丹波マーケス[丹波地域開発(株)]への
貸付料を75%も減額する破格の優遇措置
【丹波地域開発(株)の貸付料の減額する内容】
●須知色紙田1番地5ほか4筆(宅地・雑種他)
14,292.00㎡の貸付料5,634,200円を
1,400,000円に減額
●須知色紙田6番地1・6番地7(宅地)
3,451.31㎡の貸付料1,580,000円を
400,000円に減額
※合計7,214,200円⇒1,800,000円
<減額5,414,200円 75%>
令和5年度第1回京丹波町定例議会に提案された
一般会計当初予算を審議する予算特別委員会の中で、
財産貸付収入が前年度と比べて
大幅に減っていることについて
議員からの質疑があり、
丹波地域開発(株)に貸し付けている土地貸付料を
500万3000円減額していることが
明らかになりました。
減額は、
丹波マーケス用地の貸付料
丹波マーケス用地の貸付料
563万4200円を140万円に、
また、駐車場用地の貸付料
158万円を40万円に減額するもので、
土地貸付料を何と75%も減額する提案です。
日本共産党議員団は、
議会への説明もなく
住民合意も得られていない点を
厳しく指摘して反対をしました。
(当初予算に問題点を指摘して
反対したのは党議員団だけでした。)
【町民は納得できますか】
今回、提案された丹波地域開発(株)が運営する
丹波マーケスへの土地貸付料の減額は、
「1月下旬に丹波地域開発(株)代表取締役から
話があり実施したもので、
テナントとして入店している事業者が、
長引くコロナ禍、物価高騰、原油高騰、
原材料高騰といった影響で
収入が激減している状況があり……
小規模事業者を守る観点から、
借地料の減免・減額の判断をさせていただいた。」
との答弁でした。
平成27年2月23日に契約した
土地賃貸借契約では、
第7条で貸付料の改定は
「貸付物件の価格が上昇または低下し
貸付料が不相当になったとき等は、
第5条(貸付料)の規定にかかわらず、
貸付料の増減について
協議することができるものとする。」
としています。
今回の貸付料の減額は明らかに
土地賃貸借契約に違反しています。
こんなことが簡単に決められていいのでしょうか。
賃貸収入で運営している丹波地域開発(株)は、
空き店舗を解消しないと経営改善は見込めません。
【指導・監督の責任は地方公共団体(町)に】
第三セクター等の経営健全化等に関する指針では、
第三セクター等は、
地方公共団体(町)から独立した事業主体として
自らの責任で事業を遂行する法人であり、
第三セクター等の経営責任は経営者に帰すものである。
としています。
また、第三セクター等の経営状況等を
一覧できる資料を作成し公表することも
「指針」は求めています。
地方公共団体(町)が、第三セクター等に対して、
指導・監督するように求めているのです。
京丹波町は、丹波地域開発(株)に
6億700万円の公金を投入した責任からも
第三セクターとして経営責任をもった運営が
行なわれるように指導・監督する責任があります。
【丹波地域開発(株)の経営状況は
議会と町民に報告する義務がある】
法律で出資比率が50%以下は
報告義務がないとされていますが、
6億700万円の公金投入した
丹波地域開発(株)の経営状況は当然、
議会と町民に報告を行うべきです。
【報告】
議会だより「第79号」でも記載がありましたが
山田均議員は3月議会を欠席しました。
山田均議員は、1月10日から
府立医科大学に入院・手術を受けて、
2月1日に退院し、
2カ月間の自宅療養の診断書を提出しました。
その為、3月議会を欠席しました。
今後は体調に気をつけながらの
議員活動になりますが、
報告とさせていただきます。
〔画像〕p2-京丹波民報 No.62 2023.4.30
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blog[小野一雄のルーツ]改訂版
2 023年04月19日15:10
カテゴリ◆京丹波町 山﨑裕二議員
丹波地域開発(株)借地料について[判決主文]に基づき作成
(2024)令和4年度迄
店舗部分 5,634,200円
東駐車所 1,580,000円
合 計 7,214,200円
(2023)令和5年度以降
店舗部分 1,400,000円
東駐車所 400,000円
合 計 1,800,000円
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