《小野梓》小野助野・小野稠松宛書翰『小野梓全集』第五巻：昭和57年
二五 小野助野・小野稠松宛書翰 p224
「一八八〇（明治一三）年」一二月二七日
今年之日も今日を数へ五日のみに相成、
当方は昨今殊に御用多繁忙無限、
御地も定て御多用と存候。
陳ば当方皆無事、御放神是祈候。
兼て御約束申上置候通り
小児之写真為撮昨日出来上候間、
小児之分と私之分を並せ ※小野墨
阿嬢に進呈仕候。
―略―
十二月廿七日 梓
阿 嬢 ※小野助野（梓の母）
尊 兄 ※小野稠松（梓の兄）
（西村真次編『小野梓全集』下巻）
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二八 小野助野・小野稠松宛書翰 p229-230
「一八八一（明治一四）年」一一月一〇日
―略―
墨子より又例之御言伝申出候。 ※小野墨
鉄磨は追々成人致候。 ※小野鉄磨
近日阿嬢へ写真拝送仕度旨家内申居れり。 ※家内：小野利遠
最早同児もよく笑ひ申候。 ※小野鉄磨
―略―
十一月十日 梓
阿 嬢 ※小野助野（梓の母）
侍曹
尊 兄 ※小野稠松（梓の兄）
家内・れんより宜しく申出候。
（国立国会図書館「小野梓文書」）
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長男 小野義男 明治 9年(1876) 3月 9日生
明治 9年(1876) 5月20日没
長女 小野とち 明治10年(1877) 4月 日生
明治11年(1878) 3月 1日没
二女 小野 墨 明治11年(1878)10月18日生
昭和22年(1947) 2月14日没
二男 小野鉄麿 明治14年(1881) 9月10日生
明治15年(1882) 6月 6日没
三女 小野 安 明治16年(1883) 9月12日生
昭和41年(1966) 4月 1日没
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