竹久夢二

《竹久夢二》野球畫談(其一)(其二)【運動世界 第42年(6月號)(15)】明治42年(1909-06)

【運動世界 第42年(6月號)(15)】明治42年(1909-06)
出版者   運動世界社
出版年月日 1909-06
p1【運動世界 第42年(6月號)(15)】
〔画像〕p1【運動世界 第42年(6月號)(15)】
https://dl.ndl.go.jp/pid/1499566/1/1

 野球畫談(其一) 竹久夢二
僕をして ランナーたらしめば
p37【運動世界 第42年(6月號)(15)】
〔画像〕p37【運動世界 第42年(6月號)(15)】
https://dl.ndl.go.jp/pid/1499566/1/37

 野球畫談(其二) 竹久夢二
僕をして ピッチャーたらしめよ
p42【運動世界 第42年(6月號)(15)】
〔画像〕p42【運動世界 第42年(6月號)(15)】
https://dl.ndl.go.jp/pid/1499566/1/42

明治四十二年五月廿九日印刷
明治四十二年六月 一日發行 六月號
通巻十五號
編輯兼發行人 水谷  武
       東京市赤坂區田町七丁目十三番地
印刷人    水谷  巖
       東京府荏原郡入新井村大字不入斗二七四
印刷所    文友社
       東京市赤坂區田町七丁目十三番地
發行所    運動世界社
       東京市赤坂區田町七丁目十三番地
       特・長 電話新橋四五〇五番
       振替  東京 一四六四一番
https://dl.ndl.go.jp/pid/1499566/1/90
図書館・個人送信資料利用可 ログイン中【小野一雄】
【 】『国立国会図書館デジタルコレクション』
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

早稻田大學 野球應援歌<大正5年11月頃刊>【夢二えはがき帖:月刊夢二カード/月刊夢二エハガキ】1993

【夢二えはがき帖:月刊夢二カード/月刊夢二エハガキ】1993
著者    竹久夢二 [画] [他]
出版者   日貿出版社
出版年月日 1993.2
p5【夢二えはがき帖】1993
〔画像〕p5【夢二えはがき帖】1993
https://dl.ndl.go.jp/pid/13209865/1/5

第六三集
早慶野球戦応援歌
<大正5年11月頃刊>

 早慶野球戰 應援歌
 夢二氏作畫
 月刊夢二 ヱハガキ 第六十三集
 東京九段 つるや畫房版

 早稻田大學 野球應援歌
天下の敵を拒(こば)まさる
 早稻田健兒の誇(ほこり)をば
今ぞ表(あら)はせ證言(あかし)せよ
  奮(ふる)へ、奮(ふる)へ
ラワセダ、ラワセダ
    ワセダ、ワセダ
  フレー
見よや早稻田の野球團
 見よや早稻田の健男兒(けんだんじ)
腕を振ふは此の時(とき)そ
  奮(ふる)へ、奮(ふる)へ
ラワセダ、ラワセダ
    ワセダ、ワセダ
  フレー
    夢二氏筆
p174-1【夢二えはがき帖】1993
〔画像〕p174-1【夢二えはがき帖】1993
https://dl.ndl.go.jp/pid/13209865/1/174

 早稻田大學 野球應援歌
敵軍(てきぐん)如何に強(つよ)くとも
 撃てば破(やぶ)れぬ事やある
敵軍(てきぐん)如何に打つとても
  我は動か鐵の城(しろ)
其の白旗(其の場合 敵軍の旗色をよみ込むなり)
  は何者ぞ
  我には赤き心あり
赤き心の熱血(ねっけつ)を
  血潮(ちしほ)に染めし應援歌
血潮に染めし此の旗を
 仰がぬ敵(てき)のあるべきぞ
早稻田男兒の敵(てき)いづこ
 早稻田男兒の敵(てき)いづこ
ラワセダ、ラワセダ
    ワセダ、ワセダ
  フレー
    夢二氏筆
p174-2【夢二えはがき帖】1993
〔画像〕p174-2【夢二えはがき帖】1993
https://dl.ndl.go.jp/pid/13209865/1/174

夢二えはがき帖
 月刊夢二カード/月刊夢二エハガキ
定価 3,500
平成五年二月十五日 初版第一刷発行
編 者 酒井不二雄
発行者 高橋 幸重
発行所 株式会社 日貿出版社
〒一〇一 東京都千代田区猿楽町1-2-1
    電話〇三(三二九五)八四一一
    FAX 〇三(三二九五)八四一六
    振替 東京8-18495
印刷・製本/耕文社
https://dl.ndl.go.jp/pid/13209865/1/294
図書館・個人送信資料利用可 ログイン中【小野一雄】
【 】『国立国会図書館デジタルコレクション』
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

《竹久夢二 画》早稲田の投手河野が、黄色い太字でWと書かれた赤いジャケツを着て…【野球美談】大正2年[覆刻]

【野球美談】平成3年(1991)
著者    東草水, 有本芳水 著 [他]
著者    東草水, 有本芳水 著, 
      竹久夢二 画
出版者   実業之日本事業出版部
出版年月日 1991.8
 野球美談
 著 東 草水
   有本芳水
 畫 竹久夢二
 實業之日本社 發行
p6【野球美談】1991
〔画像〕p6【野球美談】1991
https://dl.ndl.go.jp/pid/13328389/1/6

 夏の暑い盛りのことで
 恐ろしいほど空が靑く
 ポプラの葉が白く光つてゐた。
 フアウルした球が塀を越えて
 遠くへ飛んで行つたのを
 今でも忘れない。
 <夢二>
p11【野球美談】1991
〔画像〕p11【野球美談】1991
https://dl.ndl.go.jp/pid/13328389/1/11

  人を泣かしむる大村が初陣の感想 p13-18/138
明治四十二年(1909)秋九月、
ウイスコンシン大學は、
遥々と海を越えて、
わが城南の健兒と戰はんがために來朝した。
https://dl.ndl.go.jp/pid/13328389/1/13
新進の大村をして投手の任に當らしめ、
投手松田をして本壘を守らしめた。
https://dl.ndl.go.jp/pid/13328389/1/14

 大村が早稻田の投手として
 初めてプレートを踏んだ時の心根を察しると、
 私はいつも涙ぐましい心に
 ならざるを得ないのである
 <夢二>
p122【野球美談】1991
〔画像〕p122【野球美談】1991
https://dl.ndl.go.jp/pid/13328389/1/122

  河野寧日なく三百のストライクを投げて練習す
諸君!試みに眼を閉ぢて、
靜かに(明治)三十八年(1905)、三十九年(1906)に亙る
早慶戰の壯烈なるシーンを追想して見たまへ。

諸君が前には必度早軍の投手河野が、
黄色い太字でWと書かれた赤いジャケツを着て、
クルクルと右手をボデースヰングしながら球を投げた、
あの勇ましい男らしい姿が浮んで來るであらう。
p22【野球美談】1991
〔画像〕p22【野球美談】1991
https://dl.ndl.go.jp/pid/13328389/1/22

大正二年五月二十一日印刷
大正二年五月二十四日發行 定價四拾錢
著作者 東 草水
    有本芳水
發行者 增田義一
    東京市京橋區南紺屋町十二番地
印刷者 笠間音次
    東京市芝區愛宕町三丁目二番地
發行所 實業之日本社
    東京市京橋區南紺屋町十二番地
    電話京 八七四 八七五
        八七六 九八九
    振替貯金口座 東京三二六
印刷所 東洋印刷株式會社
https://dl.ndl.go.jp/pid/13328389/1/130

覆刻版 野球美談  1500円
 覆刻本初版発行  平成三年八月一日 発行
 著作者      東 草水
          有本芳水
 原本発行所    (株)実業之日本社
 覆刻本製作    (株)実業之日本事業出版部
          〒一〇四
          東京都中央区銀座一ノ四ノ九
          電話03-3567-9757
 覆刻本印刷・製本 (株)大日本印刷
https://dl.ndl.go.jp/pid/13328389/1/134
図書館・個人送信資料利用可 ログイン中【小野一雄】
【 】『国立国会図書館デジタルコレクション』
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

《竹久夢二》その頃の私(神戸中學校の一年生)神中の投手は早稻田へ來た陶山君で、捕手が泉谷君【野球美談】大正2年[覆刻]

【野球美談】平成3年(1991)
著者    東草水, 有本芳水 著 [他]
著者    東草水, 有本芳水 著, 
      竹久夢二 画
出版者   実業之日本事業出版部
出版年月日 1991.8
 野球美談
 著 東 草水
   有本芳水
 畫 竹久夢二
 實業之日本社 發行
p6【野球美談】1991
〔画像〕p6【野球美談】1991
https://dl.ndl.go.jp/pid/13328389/1/6

   その頃の私  竹久夢二
その頃、私は神戸中學校の一年生でした。

    兵庫県神戸市の叔父宅に寄宿しつつ
    兵庫県神戸尋常中学校
    (後の神戸一中、現在の兵庫県立神戸高等学校)
    に入学するが、12月には家の都合で中退。

京都の同志社と母校との對校マッチが
居留地のグランドであつた。
それが私のベースを見た最初でした。

その時の神中の投手はたしか早稻田へ來た陶山君で、
捕手が泉谷君だつたと覺えてゐる。
泉谷君はその頃五年級で、
高飛が非常にうまかつたと思ふ。

運動會の折などは、
晴やかな、その妙技に
少年らしい憧憬をよせたものでした。

その時の試合の經過はどんな風だつたか、
少しも思ひ出せないが、
なんでも神中が負けたかと思ふ。

その時、同志社の撰手が、
わざとデツドボールになつたので、
皆が非常に激昂したことを覺えてゐます。

それから今一つ よく記臆してゐるのは、
グランドは非常に柔かい芝生で、
ネツトの後にポプラの木と
煉瓦の塀があつたと思ふ。

夏の暑い盛りのことで、
恐ろしい程 空が靑く、
ポプラの葉が白く光つてゐた。

フアオルした球が塀を越えて
遠くへ飛んで行つたのを今でも忘れない。

女異人が白いパラソルをさして
見物してゐたのも
綺麗だつたと思ひます。

その頃の私は “I am still young;
さう口に出しては、若さの
https://dl.ndl.go.jp/pid/13328389/1/128

誇りと未來の歡を思ふて、
身も心も躍らせる若者でした。

色も音も影も、
地上のあらゆる物は、
皆自分をふつくらと抱擁して
若い血の一脈ごとに育つて行くやうに思はれた。

カアーンといふバツトの響に胸を躍らせて、
家を飛出すと、
もう歩いて行くのが、
まだるこくつて驅け出したものです。

私の前を歩いて行く
老(としと)つた男の頭へ手を掛けて
飛越えてやらうかと思ふ程、
心がはづんでゐたのです。

Kが投げた球をYが
あの愉快なミツトの音をさせて受けたと思ふと
球はもう浮いたやうに輕い直球になつて
セカンドへ行くのでした。

するとIがどつこいしよと輕く受けとめて、
好いモーシヨンで直ぐサードへ投げるのです。

とサードのSが腰を落して發止と受取る。

このSが球をとる時はきまつて帽子が風をくつて
ヒラリと落ちるのでした。

すると長いフツワリした髪が白い額に波うつのです。

それが何とも言へず、
晴やかでした。

何のことはない、
快い音樂の心持でした。

春が暮れて目白の岡が若葉で包まれる頃になると、
江戸川のほとりでは、
白や淡紅の晒布が初夏の風にそよいでゐました。

秋になると、
小石川の高臺を白い雲が慌(あわたゞ)しく飛んで
多感の遊子の遠い故郷を思はせるやうな日が續きました。

マツチが果てゝ新聞紙の散らかつた廣いグランドを、
支那の留學生が淋し相に歩いてゐる景色は
いまだに忘れられません。
(夢二) p130/138
https://dl.ndl.go.jp/pid/13328389/1/129

大正二年五月二十一日印刷
大正二年五月二十四日發行 定價四拾錢
著作者 東 草水
    有本芳水
發行者 增田義一
    東京市京橋區南紺屋町十二番地
印刷者 笠間音次
    東京市芝區愛宕町三丁目二番地
發行所 實業之日本社
    東京市京橋區南紺屋町十二番地
    電話京 八七四 八七五
        八七六 九八九
    振替貯金口座 東京三二六
印刷所 東洋印刷株式會社
https://dl.ndl.go.jp/pid/13328389/1/130

覆刻版 野球美談  1500円
 覆刻本初版発行  平成三年八月一日 発行
 著作者      東 草水
          有本芳水
 原本発行所    (株)実業之日本社
 覆刻本製作    (株)実業之日本事業出版部
          〒一〇四
          東京都中央区銀座一ノ四ノ九
          電話03-3567-9757
 覆刻本印刷・製本 (株)大日本印刷
https://dl.ndl.go.jp/pid/13328389/1/134
図書館・個人送信資料利用可 ログイン中【小野一雄】
【 】『国立国会図書館デジタルコレクション』
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

『野球美談』有本芳水・東草水と野球選手の美技逸話を集めた:二人は熱狂的な早稲田ファン《挿絵》友人でもある竹久夢二

【野球美談】平成3年(1991)
著者    東草水, 有本芳水 著 [他]
著者    東草水, 有本芳水 著, 
      竹久夢二 画
出版者   実業之日本事業出版部
出版年月日 1991.8
 野球美談
 著 東 草水
   有本芳水
 畫 竹久夢二
 實業之日本社 發行
p1【野球美談】1991
〔画像〕p1【野球美談】1991
https://dl.ndl.go.jp/pid/13328389/1/1

p6【野球美談】1991
〔画像〕p6【野球美談】1991
https://dl.ndl.go.jp/pid/13328389/1/6

 『野球美談』について
有本芳水(明治十九年(1886)~昭和五一年(1976)
     姫路市飾磨区玉地生まれ)は、
明治末から大正の頃、
雑誌「日本少年」(実業之日本社発行)の
編集にたずさわるかたわら、
自らも甘美で感傷的な詩を同誌に発表し
少年読者の純情をかき立てて
人気を博した抒情詩人です。

詩とともに野球を愛してやまなかった芳水は、
大正二年(1913)、
職場の先輩の東草水と野球選手の美技、
逸話を集めた『野球美談』を出版しました。

挿絵は、仕事上のパートナーであり
友人でもある竹久夢二。

二人は熱狂的な早稲田ファンで、
よく野球観戦を共にした仲なのです。

姫路文学館は、
童心の人有水芳水の一面を物語り
夢二とのユニークな交遊を示す、
この『野球美談』を長年探し求めてきました。

このたび、
長田幹雄氏が所蔵される実物に対面することができ、
その資料的価値を重視して覆刻するにいたった次第です。

長田氏本は外側のカバーを欠き
本来どのような装丁であったかは
知るよしもありませんが、
幸いにも出版当時の宣伝ポスターが
残っておりましたので
(竹久夢二伊香保記念館蔵)
これを覆刻版カバーに採用しました。

実物に忠実なものをつくるため、
見えにくい活字や誤字は
敢えて修正しませんでした。
どうかご了承ください。
https://dl.ndl.go.jp/pid/13328389/1/3

最後に、この覆刻にあたりお世話になった
多くの方々に心からお礼申し上げます。
      姫路文学館

  正誤表
p4正誤表【野球美談】1991
〔画像〕p4正誤表【野球美談】1991
https://dl.ndl.go.jp/pid/13328389/1/4

大正二年五月二十一日印刷
大正二年五月二十四日發行 定價四拾錢
著作者 東 草水
    有本芳水
發行者 增田義一
    東京市京橋區南紺屋町十二番地
印刷者 笠間音次
    東京市芝區愛宕町三丁目二番地
發行所 實業之日本社
    東京市京橋區南紺屋町十二番地
    電話京 八七四 八七五
        八七六 九八九
    振替貯金口座 東京三二六
印刷所 東洋印刷株式會社
https://dl.ndl.go.jp/pid/13328389/1/130

覆刻版 野球美談  1500円
 覆刻本初版発行  平成三年八月一日 発行
 著作者      東 草水
          有本芳水
 原本発行所    (株)実業之日本社
 覆刻本製作    (株)実業之日本事業出版部
          〒一〇四
          東京都中央区銀座一ノ四ノ九
          電話03-3567-9757
 覆刻本印刷・製本 (株)大日本印刷
https://dl.ndl.go.jp/pid/13328389/1/134
図書館・個人送信資料利用可 ログイン中【小野一雄】
【 】『国立国会図書館デジタルコレクション』
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

記事検索
カテゴリー
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

最新コメント
アーカイブ
  • ライブドアブログ